連休2泊3日”涸沢テント泊” 2021年7月

2泊3日"涸沢テント泊"
涸沢カールのモルゲンロート

7月の連休を活用して夫婦で”涸沢テント泊”に行ってきた。本格的な登山テント泊は今回が初めてである。新しい装備も整えまくり、カメラを担いで行ってきた。

涸沢カールへ遊びに行こう

去年(2020年)の8月に涸沢カールでテント泊を計画していたのだが、その数日前に上高地の小梨平キャンプ場でキャンプ中の女性が熊に襲われるというニュースを見て完全にビビってしまい、徳沢までハイキングだけして帰るという、お気楽日帰りコースに変更したという経緯があった。

そんなわけで今年こそは涸沢カールでテント泊をすべく、準備を進めた。登山のテント泊は尾瀬に行った時以来2回目である。正直「超・初心者レベル」なので、初日は上高地〜横尾で1泊、横尾〜涸沢カールで1泊、最終日は涸沢〜上高地まで戻るという贅沢な2泊コースで”無理せずまったりゆっくり行く”をテーマにスケジュールを組んだ。

幸い転職した会社は割とホワイト寄りなので、休日に客先から電話がかかってくることも無いのがありがたい。4連休をフル活用し、登山に挑むことにした。

“涸沢テント泊” 初日スケジュール

初日はAM6時頃に京都を出発。去年はまだ埼玉に住んでいたため、関東方面から上高地に向かった。関東側からは「さわんど駐車場」に車を止めるが、関西からは「あかんだな駐車場」へ向かう。連休初日だったが特に渋滞に巻き込まれることもなく、京都南ICから休憩込みの5時間程度であかんだな駐車場に到着した。

あかんだな駐車場からはバスで上高地に移動する予定だったが、時間も遅かったせいか、タクシーの運転手から営業を受けて「2人で2,000円ポッキリで上高地までいけるよ」と言われバスではなくタクシーを選択。これは正解だった。安くて時間短縮もできたので値段によってはタクシーを選択するのもありだと思う。ただし帰り(上高地→あかんだな駐車場)のタクシー料金は6,800円位だったので、注意。

昼飯は徳沢でカレーを食べることにしていた。コースタイムは上高地から約2時間。徳沢の昼飯は14時までなので、12時頃に上高地を出発して河童橋の写真をパッと撮って、急ぎ目で歩を進める。今回のコースは上高地、明神池、横尾、涸沢とすべて給水ポイントがあるのはありがたい。水をどれだけ持つかで荷物の負荷も大分変わっている。今回はテントや防寒着、カメラ、三脚など含めて初の15kg超え。今まで体験したことがない重量を担いで長時間歩いたため、身体が重かったがなんとか15時過ぎには横尾に到着した。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地-2021-07-22 / tsyさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

横尾のキャンプ場は徳沢の芝生と違い若干岩があるが、普通に寝れるレベル。メスティンで米を炊いて、塩麹漬けの豚肉ステーキで舌鼓を打つ。電波も届かないこの山奥で食う飯は最高にうまい。

我が家の山での味噌汁はマルコメの”つきぢ田村シリーズ”が定番である。この味噌汁とメスティンで炊いた米を山で食うと最高に美味い。あとアマノフーズの”リゾットシリーズ”もよく食べている。濃いめの味付けなので散々歩いた後山の上で食うと最高に美味い。若干量が少ないので、どちらかというと朝メシが多い。

“涸沢テント泊” 2日目スケジュール


横尾吊橋出発前

2日目は横尾から涸沢カールに上がるだけだったので、時間的には余裕である。朝飯を済ませ、コーヒーを飲み、横尾のキャンプ場を7時半頃に出発。最初は元気だったのだが、だんだんと荷物の重さに体がついていかなくなる。肩がパンパンに張っている。今回は新装備としてグレゴリー バルトロ65Lを購入した。人生で15kgを2日も担いで歩くことはあまりないので、身体が悲鳴をあげた。

帽子のツバから汗が滴り落ちるくらい汗だくになりながら一歩一歩足を進める。日帰り登山では嫁の方が先にバテることが多かったが、今回は完全に自分の方が先にバテてしまった。

そんな感じでグダグダ歩きながら休憩含めて4時間かけて、11時半頃にはキャンプ場に到着した。涸沢のキャンプ受付は13時からだが、先にテントを設営するのはOK。疲労困憊の体に鞭を打ってテントを張る。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地-2021-07-23 / tsyさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
コロナの影響か思ったよりもテントは少なめ??

YOUTUBEのいろんな動画で親の顔よりも見た涸沢ヒュッテからのこの景色を実際に見て、ようやく憧れの涸沢に到着した実感を噛み締める。

この日は午後から天候が崩れた。昼飯は涸沢ヒュッテのおでんと牛丼を食べ、昼過ぎからはテントでグダグダしながら寝ていると、きつめの雨が降ってきた。岩場なので水捌けが良いが、場所によってはグランドシートとインナーテントの間に水が溜まってしまい、タプタプになってしまった。結局止んだのは夕方になってからだったが、さすが山岳用テント。湿ってはいるが水が染み込んでいる場所はなかった。

だんだんと雲が迫って最終的には土砂降りの雨に…

使っているテントは父親から借りパクしているアライトレックライズ2。少し重いのと、入り口が1つしかないので使い勝手と通気性に若干不満あるが、上記に書いたように雨の染み込みが一切なかったのでクオリティは高い。両面入口でメッシュになってもっと軽いテントがあれば欲しいなぁと思っている。

夜はミートソースパスタと缶つまシリーズでがっつり食べる。缶つまシリーズも他の缶詰に比べると少しお高めだがうまいと思う。パッケージもオシャレなのでなんとなく手にとってしまう魅力がある。

だんだんと陽が落ちてくると同時に雲も晴れて幻想的な景色に変わる。しかし残念ながらこの日は新月で空が明るすぎたので星はイマイチだった。

LED SUPER FLASH LIGHT(NATURA)

この前購入したLED SUPER FLASH LIGHT(NATURA)を持っていったが、これ非常に良い。まずめちゃくちゃ明るいし、ハンドライトにもなるしUSB-TypeCで給電可能。モバイルバッテリーでは足りなかったカメラとスマホの予備充電として多いに役立ってくれた。絶対登山に持っていくべきである。

夜のテント場
テントのライトと星が幻想的
月が明るすぎて星があまり見えなかった

“涸沢テント泊” 最終日スケジュール

朝は4時頃起床して噂の”モルゲンロート”を見た。朝日が雪が残る山肌にあたりだんだんと赤く染まっていく。肌寒い中ぼーっと見上げながら朝を迎えた。

だんだんと山肌が赤にそまる
逆側も朝日と山と空のコントラストが最高

最終日の朝はアマノフーズのリゾットを食べたが、少し物足りなかったので涸沢ヒュッテ売店が開くのを待ち、牛丼を補給してからくだることにした。帰りも結構ハードだったので、朝はしっかり食べておいて正解だった。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地-2021-07-24 / tsyさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

休憩込みで約7時間かけて上高地までたどり着く。正直思っていたよりもハードだったがなんとか辿り着いた。ちょうどタイミングよくバスに乗れたので、待ち時間なしであかんだな駐車場まで到着。ここは平湯という温泉街がすぐ近くにあるので、温泉に入って帰ることにした。2日間風呂にはいっていないので、最高に気持ちよかった。今回”ひらゆの森”にお世話になったが、露天風呂がいろんな種類がありおすすめである。

やはり登山テント泊はしんどいが最高だなとしみじみ感じた3日間であった。

次はどこに出撃しようか…

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“グロッケ8″+”システムタープペンタ”アップライトポールスタイル@くるみの里

"グロッケ8"+"システムタープペンタ3×3" アップライトポールスタイル
“グロッケ8″+”システムタープペンタ3×3” アップライトポールスタイル

既に梅雨入りしてしまったが、運良くこの土日は快晴に恵まれたので兵庫県の「くるみの里」へ出撃。今回は我が家で完成されつつあるOgawaの”グロッケ8″+”システムタープペンタ3×3″スタイルに、「アップライトポール」を取り入れ、更なる利便性を高める試みを行なった。

いざ、くるみの里へ

くるみの里
くるみの里 フリーサイト(芝生)

くるみの里は兵庫県宍粟市(しそうし)にあるキャンプ場。2021年にリニューアルされたらしく、結構よかった。

京都南ICから高速に乗って新名神〜中国道経由で宍粟市山崎ICまで進み、そこから北上していく。川沿いに沿って山間を縫うように走るのだが、景色がよく非常に気持ちよかった。途中には音水湖がありカヌーがさかんなようである。晴れていたのでロケーションが最高。

くるみの里はオートサイト、林間、フリーサイト(芝生)と分かれており、今回はフリーサイト(芝生)をチョイス。オートサイトは学校のグランドみたいなところで、車で直接乗り入れできるが、ちょっと味気ない。予約するなら林間かフリーサイトが良いだろう。初日は曇っていたため、肌寒かった。夏場は林間の方が涼しそうである。

フリーサイトは整備された芝生で心地よいのだが、結構傾斜があり平な場所や木陰はすぐ取られてしまうのでチェックインは早めにした方がよさそうである。川も近く、本当に山の中のキャンプ場という感じ。雰囲気は非常に良かった。

夫婦2人で1泊6,000円(だったはず)、薪は1束900円位(少し高い)。

“グロッケ8″+”システムタープペンタ3×3″アップライトポールスタイル

170cmのアップライトポールを左右に設置
170cmのアップライトポールを左右に設置

ここしばらくずっとグロッケ8のとシステムタープペンタ3×3の組み合わせで、最適なキャンプスタイルを確立してきたとおもっていたのだが、今回新たに「アップライトポール」を購入し、さらに快適なテントスタイルにできないかとフィールドテストしてみた。

グロッケ8のシステムタープ連結は統一感があり見た目が非常にスッキリするのだが、タープ部分の高さが若干足りない。それを補うため、170cmのアップライトポールで左右のスペースを持ち上げてやり、タープの高さを稼ぐことでテント前の行き来をしやすくできないかと考えた。

アップライトポールあり
アップライトポールあり
アップライトポール無し
アップライトポール無し

アップライトポールあり無しで比較してみると間口の広さは明らかである。ポールによって左右に高さができたので、テント前の行き来が格段にしやすくなった。見た目はやはりアップライト無しの方がスッキリしてかっこ良く見えるが、アップライトありも違和感のある見た目ではない。

ポールはOgawa純正のアップライトポール170cmを購入。比較的安価なので財布に優しいのもありがたい。ただし結構細いので重量のあるタープだと荷重が心配である。Ogawaのシステムタープペンタ3×3は軽くて取り回しが非常によいので問題ないと思うが、もし重いタープを使うのであれば注意が必要だと感じた。(メインポールはコープマンのヘキサタープ付属のポールを代用)

今後はこのアップライトスタイルも多いに活用していきたいと思う。

SYRIDE NATURA: “LED SUPER FLASH LIGHT” フィールドテスト

あとこの前購入したSYRIDE NATURA: “LED SUPER FLASH LIGHT”もようやくテストできた。“LED SUPER FLASH LIGHT”とLEDLENSER “ML4”をそれぞれ2台、合計4台で運用。

正直ガスランタンを出さなくてもよいかと思うくらいには明るい。“LED SUPER FLASH LIGHT”も”ML4″も小さくて軽いのでガイロープやポールの先など、どこにでもひっかけられる。あと2つくらい買ってもいいかなと思ったが、流石に嫁にこれ以上はいらんと怒られてしまった。

SYRIDE NATURA: “LED SUPER FLASH LIGHT”
翌日はiPhoneを給電

翌日は残量を活用してiPhoneの充電を行なった。これは非常に便利。キャンプに行くと充電器出すのがめんどくさくてそのまま眠ってしまうが、翌日ケーブルだけ引っ張り出して刺せば良い。

翌日は多いに晴れて非常に暑かった。梅雨が明けるまでしばらくかかるようだが、合間を見つけてまた出撃したい。

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2021年初キャンプ出撃@”やまもりサーキット”

グロッケ8
グロッケ8+システムタープ連結スタイル

2021年なってから初めてキャンプにいってきた。人生奈落の底へ落ちていきそうな気配だが、気分転換も兼ねてということで兵庫県の”やまもりサーキット“へ出撃。冬から春にかけて買い増ししたキャンプギアを初めてフィールドテストすることになった。

京都に返ってきてからほぼ引きこもりのような生活を送っていたが、久々にキャンプに行こうということになり出撃先を調べていた。週末は雨模様だったためキャンセルが発生したのか、自宅から1時間程度でいけるキャンプ場が3つほど空いていた。

色々検討し、久々のキャンプということもあったので少し高くても高規格のところが良いということになり、2019年にオープンした比較的新し目の”やまもりサーキット”に行くことに決定した。

京都のアウトドアショップ

やまもりサーキットの予約を済ませ、準備をしているとチェックインの時間が13時ということに気付く。結構時間に余裕があるので、キャンプ場に行く前にアウトドアショップに行くことになった。

埼玉に住んでいた頃は御茶ノ水のエルブレス、柏の葉キャンパスのGRAND lodge KASHIWANOHA(2021年3月7日をもって閉店)、アルペンアウトドアーズ柏と、登山・キャンプ用品を取り扱うお店が充実していたが、京都に帰ってから基本ネットショッピングばかりだった。色々見たいということで商品点数の多そうなアルペンアウトドアーズ宇治へ行くことになった。

店舗は広く流石アルペンアウトドアーズといった感じだが、フラッグシップショップである柏店の規模を知っていると、小さく見えてしまうのが悲しいところである。登山用品は無くキャンプ用品のみという感じで少し残念だった。

ここではコールマンのアウトドアワゴンを購入。やまもりサーキットは車の乗り入れができないのでサイトまで荷物を運ばないといけない。キャリーは借りられるようだが、貸し出し待ちとか時間かかるのも嫌なので思い切って購入した。これから他のキャンプ場でも使用することになるかもしれないので買っておいて損はないだろうということになった。ちなみにアマゾン限定版だと10,521円で買えるやないか…店で買うよりも大分安いぞ…

あと  ogawaのハイアンドローテーブルのロングを買ってやまもりサーキットで使おうとしたが、在庫が欠品しており購入できず…展示品の販売も可能だったのだが、キャリーバッグがついていなかったため泣く泣く諦めた。店舗に行って欲しい商品が無い時の無常さといったら…

※下記広告はロングではなく通常版です。

やまもりサーキット到着

やまもりサーキット
やまもりサーキット キャンプ場サイトマップ

そんなこんなで昼飯を済ませキャンプ場へ出撃。

京都縦貫道に乗って京丹波みずほICで降り、丹波篠山方面へ向かう。途中車が一台通れるかくらいの山道に入るので運転には少し気をつけないと行けない。森を抜けるとやまもりキャンプ場まですぐである。

やまもりサーキットの土日宿泊料金は一泊8,000円と中々強気の価格設定。しかしサイト区画分けがきっちりとされており、ペット用のエリアもあり、芝生なのでペグが打ちやすく値段相当の「高規格キャンプ場」だった。客層は90%が子供のいる家族連れで、ソロ、夫婦、カップルはほぼいない。確かに子供がいる家庭だと安心なキャンプ場だと思う。

「日本でいちばんトイレがキレイなキャンプ場を目指します宣言」は応援したくなる

良いところは色々あるがその中でも一番良かったのは「日本でいちばんトイレがキレイなキャンプ場を目指します宣言」張り紙がしてある通り、トイレがめちゃくちゃ綺麗な点。おそらくいままで行ったキャンプ場の中でダントツにキレイだった。これは女性に喜ばれると思う。

キャンプや登山で思うことはやはりトイレ問題。トイレが臭くて汚いといくら自然がキレイでもテンションが下がってしまう。このキャンプ場の宣言は素晴らしいと思う。このキレイさをキープし続けてほしい。

また温泉が併設されておりゆっくり風呂に入った後バーベキューすることもできた。

新ギアのテスト

今回は初使用のギアが多かったので軽く紹介。

ラージメスティン
ラージメスティン

こないだ届いたばかりのトランギアラージメスティン。久々にうまく米が炊けたので良かった。

LEDLENSERのML4。キャンプ場の前のアルペンアウトドアーズに寄ったときにも思わず2個目を買い増ししてしまった。さらにあと2個くらいあっても良さそうなくらい気に入っている。

NANGAオーロラライト750DX

何故か買わされた嫁用のダウンシュラフNANGAオーロラライト750DX。色がむちゃくちゃカッコいい。

無印 特大頑丈収納ボックス

今までホームセンターで買ったオープンタイプのツールボックス使っていたけど無印の特大頑丈収納ボックスに買い替えた。椅子にもなるので便利。

最近気に入っているギア達

トランギア、スノーピーク、LEDLENSER、SOTO、OPINEL、BEARBONES、最近のお気に入りギア。

翌日は雨がぱらついたが、なんとか天気は持ち無事撤収。少しリフレッシュできたので、頑張っていきたい。

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トランギア “ラージメスティン”TR-209を購入

トランギア ラージメスティン TR-209
トランギア ラージメスティン TR-209

2020年から買いたいと思っていたトランギア純正の”ラージメスティン”の在庫が復活していたので購入した。

通常サイズのメスティンは持っていたが、昨年あたりからラージメスティンが気になっており、購入を検討していた。しかしコロナ禍に加え昨今のアウトドアブームのせいか中々在庫が復活しなかった。

転売品を買うのも純正ではないパチメスティンを買うのも気乗りしなかったので、在庫が復活するのを待っていた。週末たまたまイワタニの公式ページを見に行くと、在庫が復活しており且つAmazonでも復活していたので、ようやく手に入れることができた。

ラージメスティン…いる?

イワタニの公式サイトによるとメスティンで炊ける米の量は下記の通りである。

  • メスティン(TR-210) 約1.8合
  • ラージメスティン(TR-209) 約3.5合

登山に行った時夫婦2人で一食分の米を炊くには、通常サイズのメスティンがちょうど良い。パッキングもしやすいししっかり米も炊ける。ただキャンプに行くとなると、若干炊ける量が少ない。

ソロキャンプなら十分だと思うが、二人だと微妙に物足りないときがあった。キャンプ始めたばかりの頃は飯盒を使っていたが、メスティンを買ってからはあまり使わなくなってしまった。

なので登山では通常サイズのメスティン(TR-210)、キャンプではラージサイズ(TR-209)を使うということになり在庫を探していたのである。

普通サイズのメスティンと比較

サイズを比較してみると通常サイズよりもかなり大きい。

どうも微妙に仕様が変わっており、ハンドルのシリコンカバーが取り外しできるようになっていた。これはトランギアのケトルと同じ仕様になっていてありがたい。今まで持っていたメスティンのハンドルについているシリコンは火にかけたせいで、若干溶けてしまっている。

その他気になったところは、持ち手の角度がTR-210とは違う形状になっていた。取っ手ハンドルのシリコンカバー仕様と一緒に変更になったのだろうか?TR-210では角度がついていた取っ手が、TR-209では90度ピッタリになっている。角度がついているほうが持ちやすいとは思うが、どうだろう。パッキングの時はピッタリになるのでいいのかもしれないが…

バリ取りをしよう

買ったばかりのメスティンは蓋と本体のフチにバリがついているので、耐水ヤスリでバリ取りをしないといけない。この儀式をしてやっと使えるようになる。#800番と#1200番の耐水ヤスリでバリを取る。

ちゃんとバリ取りしないと怪我をするので気をつけないといけない。あとサイズが大きいのと新品のせいで蓋があけにくい。少し遊びが出るようにフチの部分を曲げて調整した。

トランギア製品の魅力

ラージメスティンの購入で手持ちのトランギアの製品は4つ目になった。どのギアも使用頻度が高く、満足度が高い。

ケトルTR-325
sosogu_ソソグ 装着

ケトルTR-325はアウトドアでコーヒーを飲む時は大体持っていく。特にコーヒーのドリップをする時はこのケトルが良い。登山にも持っていける多さなので、使用頻度は高い。注ぎ口はNicetimeの「sosogu_ ソソグ」を装着してドリップしやすくしている。

アルコールストーブTRB-25

アルコールバーナーは最近買ったが軽くてコンパクトなので登山・キャンプともに気軽に持っていける。ただ残念なことにメスティンと組み合わせた自動炊飯があまりうまくいかない。家で練習するとうまくいくのだが…ラージメスティンでやる時も燃料の量や米の量など家でちゃんと練習してから使用したいと思う。

人気のアウトドア用品は転売やパクリ商品も多いが、ちゃんと待っていれば在庫が復活し定価で買えるので早まらずにじっくり待つことも大事。とりあえずラージメスティン早く外で使いたい。


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近江牛を七輪で焼いてみた@滋賀県琵琶湖 湖岸緑地

近江牛のステーキ
近江牛のステーキ

なんか久々にアウトドアしてきた。最近全然登山もキャンプも行ってないなぁと思ったら、去年の11月の大洗キャンプ場以来なので約4ヶ月ぶり。関西に戻ってから初めてのアウトドアである。滋賀県琵琶湖の”湖岸緑地”で奮発して購入した近江牛を焼いてみたので記録する。

関西でバーベキュー

最近暖かくなってきたし久々にアウトドアしようという嫁の要望により出かけることになった。当初はキャンプ場に行こうと思ったが、夕方から天気が悪くなるということなのでデイキャンプに変更。昼飯を食ってコーヒー飲んでゆっくりしたら帰ろう、ということで琵琶湖の湖岸緑地をチョイスした。

湖岸緑地は琵琶湖を沿うように走る湖岸道路に点在する公園で、そのいくつかは無料でバーベキューができるという素晴らしいスポットである。そういえば大学時代サークルの新歓バーベキューやったな…と淡い記憶が蘇ってきた。

いろんな意味で恐ろしいことにもう15年位前の話なので、今でもちゃんとバーベキューができるのか念の為調べてみた。施設紹介ページには地区ごとにバーベキューの不可否が記載されている

湖岸緑地 志那1

10年以上ぶりに土曜日の午前中から京都→滋賀間を車で異動したが、結構道が混んでいる。懐かしさをモロに感じながら道を思い出しつつハンドルを握った。予定では一時間かからないはずだったが、道が混んでいたせいで1時間半くらいかかってしまった。

琵琶湖湖岸緑地は大津から近江大橋を渡り草津方面から湖岸道路に入ったところに点在している。今回はそのうちのひとつ、「志那1」に行くことにした。志那1はトイレがあり駐車場が広めで、さらに芝生エリアも広いので湖岸緑地の中でも人気度が高いスポットらしい。

実際に到着してみると、確かに人気のせいか駐車場が一杯だった。なんとか駐車スペースを発見し事なきを得たが、想像よりも混んでいた。ハイシーズンだとおそらく満車で車止めることができないレベルになると思う。コロナ禍とアウトドアブームによりどこのキャンプ上も混んでいるらしいが、この状態はまだしばらく続きそうだなと肌で感じる。

志那1はサイトも広くキャンプするのにもめちゃくちゃ良さそうだった。芝生も整備されており、テントも張りやすそう。機会があればぜひ一度泊まってみたいと思う。

ただ湖岸沿いのため風がかなり強く、メスティンで米を炊いていたのだが、風防がふっとばされて米をこぼしてしまった…デイキャンプでも風よけのためにテントを持っていったほうが良かったかもしれない。

七輪の魅力

さて今回は七輪で近江牛を焼くというのが最大のミッションである。いつもはスーパーでちょっと高い肉を買うが、今回は実家近くにあるミートショプで購入した。せっかく滋賀県にいくので近江牛のステーキをチョイス。

昨年あたりに七輪を購入してから、デイキャンプでも泊まりのキャンプでもかなり活躍している。今までは焚き火台に火を起こして焼き肉をしていた。火起こし器で炭に火をつけ、焚き火台に移して…という作業をしていたが、七輪であれば着火剤を敷いて炭を置いて火をつければ勝手にいい感じの炭火になってくれるので、かなり楽である。

近江牛は炭火焼きで網目をつけてから、スキレットでじっくり焼き上げた。最後にアルミホイルに包み込んで内部まで熱を通す。近江牛のステーキは分厚かったが、肉質が柔らかく、岩塩をまぶして食べると最高にうまかった。

今回のように風が強い場所でも比較的安定した火力をキープできるので、初心者こそ七輪を使うべきではないかと思う。鍵主工業の七輪がおすすめでしっかりした作りになっており、職人の粋を感じる商品。国産の素材を使っておりアスベストが無いこともHPで名言されている。食品が触れる部分なのでやはり国産の安全性はポイントかなと思う。

今回はカメラも買ったので調理シーンとか色々写真撮りたかったけど、調理しながら写真とったり動画撮ったりするのは結構難しい。よくYouTubeでキャンプ動画とか見るけど、皆よくできるよなぁとしみじみ思う。

そろそろグロッケ8張って本格的にキャンプしたいものである。


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