“CANYON Endurace CF SLX 8 Di2” 購入

“CANYON Endurace SLX 8 Di2”

前々から欲しかった“CANYON Endurace CF SLX 8 Di2”をついに購入した。思えば14年も乗ったGIOSのVECCHIOからついに乗り換えである。2009年に9万くらいで買ったVECCHIO。ホリゾンタルのクロモリフレームにシフトレバーというこの令和の時代に超トラディショナルなスタイルで、フレームとコンポ以外はほぼ取り替えたが、よく走ってくれた。今年からはこのEnduraceが相棒になった。色はPlacid Blue。

CANYON Endurace CF SLX 8 Di2

Enduraceはロングライド用で、エアロ系でもなく、軽量ヒルクライム用でもないオールラウンダーな感じ。オンロードも軽いグラベルも走れるロードバイクという位置付け。まぁ90%は関西のサイクリストの聖地さくら出会い館への往復なので、グラベルを走ることは無さそう。ロングライドを快適に走りたいということでEnduraceを選んだ。

コンポは電動のShimano Ultegra Di2 R8170 12sである。トラディショナルなシフトレバーからいきなり Ultefra Di2とは我ながらジャンプしすぎだと思うが、めちゃめちゃいいわこれ。ハンドルは一体型かつフルインナーワイヤーで見た目もスッキリしており、最高にかっこいい。Enduraceの前の型はフルインナーワイヤーではなかったのだが、新型が出るまで待っていてよかった。

トップチューブには収納スペースが設けられており、専用のツールが収納可能になっている。そりゃこのツール本体と併せて買うやろ…ということでカートに入れてしまった。総額は50万を余裕で超えてしまったが、とにかくカッコ良い、最高のバイクである。

CANYONで初購入

ダンボールに一式が履いて届く。

ある日ふとCANYONのサイトを眺めていると、待ちに待ったEnduraceの在庫が復活していた。早速嫁の話を聞き流しながら、ぽちぽちとカートに入れて清水の舞台から飛び降りる気分で購入ボタンを押したが、クレジットカードが何故か決済されない…んん??となったが、どうやら高額すぎて不正利用ではないかとアラートが走ったようである。個別メールに通知が来ており、認証をすると無事決済が通った。

CANYONで注文すると、注文費用とは別に段ボール代と送料、さらに関税が必要になる。関税は代引きで、受け取りの際、配送業者に支払う形だ。関税は3万ちょっとだった。ギア類合わせると総額60万近くだったので、消費税分くらいはかかるかなと思っていたが以外と少なかった。注文は10月中旬で、到着が11月上旬。納期は1か月かかるかかからないかくらいだった。

バイクは9割型組み立てられた状態で届く。結構届いたら箱がベコベコでフレームが割れていたとかいう問題もあるようだが、我が家に届いたEnduraceにはなんの問題もなく一安心。海外直送なのでその辺は若干不安だった。

CANYON Endurace CF SLX 8 Di2 組み立て

クイックスタートガイド

組み立てはマニュアルを見ながら行なっていくのだが、まずハンドルの取り付け、前輪の取り付け、シートポストの取り付けという手順である。ハンドルはネジ4本、前輪はクイックリリース、シートポストもネジ1本を締めていく。カーボンフレームなので規定トルクで締めていくのだが、簡易的なトルクツールが付いているので、それを使った。本来はちゃんとしたトルクレンチ使った方がいいのだろうけど、一旦大丈夫そう。組み立て方はマニュアルをよく読めば特に問題はなさそうである。

一番大変だったのは前輪の取り付けである。届いてそのまま取り付けたのだが、ディスクブレーキにパッドが当たっている…どうやらブレーキの位置を調整してブレーキパッドに当たらないようにしないと行けないらしい。今まではキャリパーブレーキだったので調整も結構楽だったがディスクブレーキは勝手が分からず微妙な調整にかなり難儀した。

結局目見ではどう足掻いても調整がうまくいかなかったので、ディスクブレーキの取り付け調整を行う工具、ディスクローターセンターリングツールをAmazonで購入してチャレンジしたところ、ブレーキパッドの当たりが改善された。この工具を使うと一発でちゃんとした位置に調整できたので、かなりおすすめ。

そんな感じでブレーキパッドの調整だけ時間がかかってしまったが、全体の組み立ては1時間ほどで終了した。

その他に買ったギア

その他のギアはCanyon純正の”Canyon Frontlight Set”と”Canyon CF SL Bottle Cage”、シートポスト下には”Canyon Cycling Rear Light”と”Canyon 1.5L Underseat Bag”を買ったのだが、シートポストの長さが足りず(足が短い)、両方取り付けることができなかった。どっちを取るか考えないといけない。”Canyon Frontlight Set”はかなりカッコよくて、下側にはライトをマグネットで取り付けできて、上側にはサイコンをマウントできる仕組み。

トップチューブの収納スペースに収納可能な、”Canyon Endurace Top Tube Snake”と”Canyon 3-in-1 Minitool”、”Canyon Tire Lever”を購入。Top Tube Snakeは本体に付属するのかと思ったら別売りだったので要注意である。

初のビンディングペダル

VECCHIOではずーーっとフラットペダル(+革で作った自作のトゥークリップ)を使っていたのが、今回のEnduraceからはちゃんとビンディングペダルにすることにした。さて、どれを買うかなと迷ったのだが、ペダルは”Wahoo SPEEDPLAY ZERO”を購入することにした。ビンディングペダルは何度か使ったことがあるが自分の自転車では初めてなので、ドキドキである。ただ注文したSPEEDPLAYの発送が遅く、Enduraceの到着よりも大幅に遅れたので、一旦何故か父親がくれた新品のTime エクスプレッソ2を取り付けた。

シューズはどれにしようか迷ったのだが、価格帯もこなれていてしばらくちゃんと使えそうなものということで、ShimanoのRC3ワイドを購入した。

Raphaで散財し冬装備を整える

さらに冬服を一切持っていないので、冬装備を買うことにした。とりあえず最低限の冬服をRaphaで一式購入。去年の夏は結構走って痩せたのだが、冬になって一切走らなくなりおきくリバウンドしてしまったので、今年の冬は繰り返さないよう、無理やりにで走るためみに、財布を追い込む。

Raphaには比較的価格の安いコアシリーズがある。今回は初回購入のクーポンとバンドルセットの組み合わせで割引率を上げ、ブラックフライデー中の35%OFFくらいで買えた。冬用ジャージ、冬用ビブタイツ、冬用グローブ、靴下を購入。そして同じ一式を嫁の分も購入して、総額10万近くに…12月のカードの支払いがえぐいことになりそうである。

こんな感じで自転車も冬用装備も揃い、ようやくライドの準備が整ったので、初乗りライドに行ってきた。次回は初乗りの様子などを書こうかと思う。

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住友不動産”新築そっくりさん”でリフォーム001

前回書いた通り住友不動産の”新築そっくりさん”で自宅をリフォームすることになった。なんだかんだで工事が始まって約1週間経過したので現場を覗きにいってみた。

我が家は6年ほど前に一度リフォームをしており、リビング、キッチン、風呂が新しくなっているのだが、今年の1月に実家に住み始めてみると寒すぎたり音がうるさかったりと色々と問題がでてきた。

京都の冬と夏は底冷えと蒸し暑さが厳しいのだが、このままでは家でテレワークが難しいと嫁がキレ出した。特に断熱性の無さと窓の薄さは洒落にならないくらいやばかったので、仕方なくリフォームを決意。断熱性向上と遮音を改善ポイントとして3社ほど見積もりを実施。

見積もりを取ったのはそれぞれ大手の住友不動産、中堅1社、街の工務店1社。毎週毎週時間をとり、各社3、4回ほど打ち合わせを重ねて見積もりをだしてもらった。無職期間と転職決まったばかりの期間があったので、かなり大変だったがなんとか乗り切った。

結局3社とも大体同じ金額だったのだが、ほぼ同額で外壁の補修と多少の耐震改善まで提案してきた住友不動産の新築そっくりさんでリフォームすることに決めた。築35年程度経っているので耐震基準を満たしていないのは仕方ない。とりあえず地震が来ないことを祈るばかりである。

最後に照明機器やなんやかんやを追加して、最終的には新車が3台買えるくらい買える金額になった。それでも土地を買って新築建てるよりは大分安いので、両親には感謝である。特にこの年齢になると、親が自分と同じ年齢の頃、いかに頑張っていたかが理解できる。

リフォーム代以外にも新しいエアコン2台と三ヶ月の仮住まい家賃、駐車場代、引っ越し代で100万くらい吹っ飛んでいってしまった。転職が決まってよかったが、決まっていなかったら地獄をみていたかもしれない。

1階の和室
2階の和室
2階和室
階段から見た1階の和室

中の解体が大分終わってきたので、今後どうなっていくか楽しみである。テレワークの普及により家に金をかける人が増えたせいなのか木材の価格が高騰しているらしいが、自分達は高騰する直前で契約できたので、比較的ダメージは少なかった。

とりあえず仮住まいがしんどいので早く完成してほしいものである。

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35歳、転職とリフォーム

転職してから約一ヶ月が経った。そして自宅のリフォームが6月末から始まる。

すでに2021年も半年経ち、大幅に環境が変わってしまったので色々と書いてみた。

35歳、無職と転職の間で

前職を辞めてから無職期間を一ヶ月ほど挟み、5月から新しい会社で働き始めた。35歳のおっさんがまた新人からのスタートである。

それなりの期間、業界に身をおいていたので、1回目の転職時よりはなんとか適応できているかなと思う。流石に未経験で入った時よりは大分マシだと思うし、ある程度流れやお作法がイメージできているのは大きい。前職では色々と思うところは多々あったが、経験が積めたということには本当に感謝したいと思う。一番最後の最後で後味の悪いことになりもう二度と関わることはないと思うが、それでも拾ってもらったことだけはありがたく思っている。

肝心の転職活動はというと、リクルートエージェントとパーソルキャリアを使って転職活動をした。関西に帰ってきたのが2021年明けの1月末で、そこから本格的に転職活動を始めて、4月半ばに3社ほど最終面接まで進み、うち2社から内定を貰った。適当に応募したののも含めると35社くらい。

リクルートエージェントはエージェントを活用し、パーソルキャリアはオファーを活用した。最終的には誰の力も借りない形で、パーソルキャリアのオファー経由で決まった。オファーはエージェントが絡まない。きっかけは企業側であるが、選考を進んでいくのは自分の力である。リクルートエージェントの担当者は親身に対応してくれたのでよかったが、パーソルキャリアのほうはいまいちだった。

どんなことでもそうだが結局は自身の突破力と運やなぁと思った。突破力は当初ゴミレベルだったので、人材系の会社に勤める嫁に面接練習という名のシゴキを就寝前に1時間ほど実施してもらって鍛えた。35歳なので選り好みできないし、キャリアや経験をシビアに見られて凹みまくったが、適切な努力をちゃんとすれば35歳でもなんとか転職できるようである。

新しい会社に入ってからはかなり意識して実直に丁寧に仕事することを心がけている。余計なことは言わないように距離感を測っていかないといけない。前職はトータル約9年在籍と長かったこともあり最後の方は惰性で仕事をしていた。今までとは働き方や人数の多さもまったく違うので、社内政治もうまくこなしていく必要がある。

それでも今まで勤めたところよりもちゃんとした組織みたいなので、新鮮な気持ちである。含み残業がなく、余計な手当で基本給が構成されていないことや怒鳴ったりブチギレている上司がいないなど当たり前の環境が嬉しい。まぁこの先どうなるかわからないが、少なくともこの一ヶ月見ているとそれなりにまともな組織なのではないかと思っている。

無職がリフォーム

そんな中無謀にも自宅をリフォームすることになった。クソほど時間を使って相見積もりと打ち合わせを重ね住友不動産の「新築そっくりさん」で6月末からリフォームが始まる。

これは嫁たっての希望で自宅でのテレワークを快適にするためにすることになった。紆余曲折あったのだが、上記の通り契約時は無職だったので、ローンが組めなかった。そこで嫁の財力を活かしニコニコ現金一括払い。契約書に自分の名前は無い…嫁に月々返却していく約束なのだが、なんとか踏み倒しできないかと考えている。

まだ埼玉に住んでいる時は嫁が「ヘーベルハウスで建て替えしたい」とかいう頭のイカれた要望を言い出し苦慮したが、これは却下。リフォームで手打ちとしたが、それでも数百万円の出費である。キツすぎる。

よくよく考えてみると、婚約指輪いらん→やっぱいる、結婚式せんでもOK!→やっぱしたい、車書いたい→新車じゃないと嫌、と毎度節目のイベントでは口論が絶えないが、今回のリフォームも過去最高に口論が絶えない。平日は新しい仕事になれるのに必死で、週末打ち合わせやら準備が忙しすぎてそろそろゆっくり休みたい。

とりあえず自宅から徒歩1分のところに仮住まいを借りて、駐車場を借りる。この時点で45万ほどかかっている。そして車の保険や税金、リフォーム後のエアコン2台の、火災保険10年分を一気に支払って100万以上使った。来月のカード引き落としが怖すぎる。

とりあえずWF-1000XM4も我慢して、AmazonPrimeデーも何も買わず、しばらく自分のモノを買うのは我慢することになりそうである。悲しい。


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PORTER CLOUD 3WAY BRIEFCASE 丸洗い

仕事用の鞄「PORTER CLOUD 3WAY BRIEFCASE」をメンテナンスした。

このポーターの鞄はピアノ線が入っていてしっかりしている割に軽量・コンパクト、さらに3WAYなのでめちゃくちゃ使い勝手が良い。最近のサラリーマンがリュックタイプで使っている人も多いかと思うが、ピアノ線が入っているお陰でリュックにした時も形が崩れず綺麗に見える。

PORTER CLOUD 3WAY BRIEFCASE

買い換える前の鞄はとりあえず安物を選んだが1年位使うと生地とチャックがだめになってやはり多少高くても長く使えそうなものを探したところこの鞄に行き着いた。まだこの先サラリーマンをやっていたら次も同じ物を買いたいくらいには気にいっている。

そんな気に入っている鞄を何故メンテナンスしたかというと、最近鞄から異臭がするようになったからである。自分はタバコを吸うので当初はタバコの匂いが移ったのかと思っていたのだが、どうも違うということに気づいた。

原因は折りたたみ傘だった。この鞄にはフロントに折りたたみ傘を収納できるスペースがある。ここに濡れた傘を入れっぱなしにしていた。折りたたみ傘はちゃんと水分を切って干さないと、雑菌が繁殖して臭くなるらしい…案の定鞄に入れていたスノーピークの折りたたみ傘からも鞄と同じ異臭が…生乾きのくさいにおいである。ちょうど先週雨だったこともあり、鞄の匂いに気づくことができたので、早速メンテナンスしてみた。

とりあえずこの鞄が洗えるかどうかはよくわからないので、一度ファブリーズをかけてから一晩干してみた。効果は全くなし…これは丸洗いしないと駄目そうだということで、とりあえず一回洗ってみることにした。

素材は表側はコーデュラナイロンオックスで裏はナイロンオックス、防水性は抜群である。持ちて部分が革素材ということもあるので、まずは湯船にお湯を張って全体をもみ洗いしてから衣類用の洗剤を薄めてスポンジで洗ってみた。

湯船に張ったお湯は案の定汚い水に…

しっかりとすすいだあと、タオルで水分を取る。構造上水が溜まる部分がたくさんあるので大体の水分を落としてからベランダに干した。

ついでに臭かった折りたたみ傘も洗って干す。

そういえばこのスノーピークの傘は撥水能力もガタ落ちしていた気がするので、山岳テント用をメンテナンスした時に余った撥水剤を塗布。

一日干してみたが若干水分が残っていたので最後は除湿機にかけて完成。ニオイは大分マシになったが折りたたみ傘収納部分に少しだけまだ匂いが残っているような気がする…ここだけはもっときつい洗剤で洗ったほうがよかったかなぁ…ただ大分ましになったので良かった。

折りたたみ傘を鞄に入れていて、ニオイが気になったことがある人は鞄の方も注意したほうが良いかもしれない。


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MÜHLE TRADITIONAL クラシックレイザー

MÜHLE TRADITIONAL クラシックレイザーを買った。

去年夏頃仕事で理髪店のオーナー向けセミナーの手伝いをしたのだが、最近はBARBERスタイルというのが流行っているらしい。昔ながらの理髪店ではなく現代風にアレンジされたとてもおしゃれな感じだった。



その時に講師の方がひげ剃りについて語っているのを見て興味を持ったのだが、年明けちょうどジレットの五枚刃のカートリッジが切れたので、思い切って運用コスパの高い昔ながらの両刃カミソリに切り替えしてみた。

両刃カミソリは一枚100円以下でジレットのカートリッジのコストと比べると安い。さらにうまくやればきれいに深剃りできるということで、ミューレのクラシックレイザーを購入。

実物はステンレスで高級感があり、ずっしりと手に馴染む重さ。ドイツ製の質実剛健な感じがかっこいい。刃はフェザーのハイステンレスを購入。アフターシェイブローションはとりあえずドラッグストアに売っているルシードのやつを買ったが、いろいろと種類があるみたいなので、他のものも買ってみたい。

とりあえず記念すべき第一回は若干血まみれに…慣れるまでもうちょいかかりそうである。


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