スレッドステム交換:NITTO NTC-150

NTC-150
Nitto NTC-150

ロードバイク(GEOS VECCHIO)のスレッドステムを交換した。NITTOの”NTC-150″である。クロモリロードに合う美しいステムだと思う。

スレッドステムを交換しよう

以前ロードバイクをブルホーン化した時にGEOS VECCHIOの純正ステムからNittoの”NTC-150″に変更した。この時Amazonで突き出しが「130mm」のNTC-150を買ってしまい、返品交換するのがめんどくさくて、そのまま取り付けてしまっていた。

NTC-150には突き出しが50mm〜130mm(10mm刻み)のバリエーションで用意されており、買う時には注意が必要である。突き出しの図り方はオフィシャルサイトに記載されている。(http://nitto-tokyo.sakura.ne.jp/stem-measurement.pdf

NTC-150の突き出しの長さ
突き出しの長さが大分違う

普通に乗る分には問題ないのだが、突き出し130mmは通常のポジションから遠いため、取り回しが非常に悪く危なかったのでちゃんと長さの合ったステムに交換することにした。

今回は間違えないようにNTC-150の「80mm」を購入…!

“NTC-150″の美しさ

最近のバイクはそのほとんどが、「アヘッドステム」になっている。固定力を考えると、アヘッドステムの方が良いらしいが、VECCHIOのようなクラシカルなバイクにはやはり外観が美しい「スレッドステム」がよく似合う。

ブルホーンのバーテープを全部剥がして、テクトロのブレーキレバーを取り外す。アヘッドステムであれば、バーテープを剥がさなくても前方からパカッと外すことができるが、スレッドステムはハンドルを引き抜く必要がある。そのため交換の時はバーテープからブレーキワイヤーまで全部はがさないといけないのが少し面倒くさい。

NITTOのブルホーンRB-010と相まって美しいハンドル周りである。このブルホーンRB-010は絶妙な曲線が美しく握りやすい。ピストバイクやクラシカルなロードバイクによく似合うと思う。

車載ライトも変更して手元にあったLEDLENSERの”P7.2″を装着してみた。P7.2は光の環が綺麗でかなり明るい。専用ブラケットがあることを知り、安かったので買ってみた。最近キャンプ用に”ML4″を買ったがLEDLENSER熱が再来している。

全体図

全体図
全体図

突き出しが短くなったことで、より纏まった外観になった。ハンドル・ステムとNITTOで整えたので、次はシートポストもNITTO S65かS83に変更したいと思っている。結構高いので迷いどころだが…

またブレーキレバー、ブレーキ、ホイールがブラックなので、全体をシルバーに統一したいなと考えている。とりあえず金を貯めるしかないか…それにしてもフレーム意外は全部交換することになるとは思わなかった。

GIOS VECCHIOを買ってからもう10年以上経つが、まだまだ乗り回せそうである。


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ロードバイクを”ブルホーン”化する方法(2021年版)

ロードバイクブルホーン
ロードバイクを”ブルホーン”化してみた

ロードバイクを”ブルホーン”化してみた。需要がないのかあまり細かく書いている記事がなかったので書いてみることにした。

※この記事は過去に掲載した記事をリライトしたものです。掲載している写真は2019年当時のものです。

ロードバイクを”ブルホーン”化するメリット

まずロードバイクをブルホーン化するメリットはどこにあるのだろうか。実際にやってみてわかったことだが、結論から先に言うと、残念ながらメリットは「特に無い」ということである…

一番の問題はロードバイクの場合ほぼSTIレバーがついているので、それをわざわざブルホーンして取り付けても、シンプルに「ダサく」なってしまうのが一番の問題だと思っている。シングルスピードのようなシンプルなバイクであれば見た目もカッコいいが、ロードバイクに取り付けようとすると否が応でもケーブルがごちゃついたり、ブレーキの取りつけ位置が制限されたりして余計にダサくなってしまう。

何故ブルホーン化したのか?

それはたまたま自分の持っていた自転車が、「ブルホーン化しても見た目が損なわれなかった」からである。その理由は大きく2つある。今回ブルホーン化したのは“GIOS VECCHIO”という2009年に買ったモデルである。

シフトレバー&ホリゾンタルフレーム

1.シフトレバー

このGIOS VECCHIOだが普通のロードバイクと違うのが、STIレバーではなく「シフトレバー」で変速するという超クラシックなスタイルなのである…このシフトレバー搭載のおかげでハンドル周りで操作するのはブレーキだけになる。STIのようにケーブルがごちゃごちゃしないため、シンプルな見た目を維持できるので外観が良いという点が1つ目の理由。

2.ホリゾンタルフレーム

2つ目の理由はGIOS VECCHIOはフレームのトップチューブが地面と平行になる「ホリゾンタルフレーム」でクラシカルな印象であるという点。今のロードバイクは9割以上がトップチューブが後方に下がるスローピングフレームだと思う。スローピングフレームにブルホーンをつけるとなんかダサくなってしまう。ブルホーンはAFFINITY CYCLESのLo Proのような前下がりのパシュートフレームやホリゾンタルフレームと相性が良いと思う。

このように、シフトレバーとホリゾンタルフレームというクラシカルな外観要素2点のおかげで、ロードバイクのブルホーン化を試みたというのが背景である。

“ブルホーン”化に必要なもの

ブルホーンではブレーキの取り付けはハンドルの先端かハンドルの真ん中につけるが、自分は絶対にハンドルの先端につけたかった。これも見た目の問題である。

そのため、ハンドルの先に差し込めるタイプのブレーキが必要だった。条件に合わせて色々と調べると、TEKTROのRX4.1が良さそうであった。

アウターケーブルを外側に這わすタイプなのでブルホーンの先に差し込め、且つハンドルに穴あけする必要がないのと「キャリパーブレーキに対応」している点を確認した。

VECCHIOにはSHIMANOの105キャリパーブレーキがついているので、そのまま使えるのが一番良い。ブレーキ用のワイヤーケーブルはロードバイク用ではなくマウンテンバイク用になるのでそこだけ注意しないといけない。

そして一番の目玉であるブルホーンは国産メーカーの「NITTO」のブルホーン”RB-010″をチョイスした。絶妙な曲がり具合で非常に美しい見た目である。

ハンドルには当然太さ(クランプ径)がある。ハンドルはステムという部品で固定するため、ハンドルのクランプ径とステムのサイズが合っていないといけない。RB-010のクランプ径はφ25.4なので、ステムもそれに対応しているものに合わせる。

同じく国産メーカーの「NITTO」のステムをチョイスした。ステムは分離型のアヘッドステムと一体型のノーマルステムがあるが、元々ついていたものに合わせてノーマルステムをチョイス。※ステムにも突き出しの長さがあるので注意

ビフォーアフター

上記のパーツを組み合わせて実際に装着した写真が下記となる。

Before

ドロップハンドル装着時
ドロップハンドル装着時 全体写真

After

ブルホーン装着時
ブルホーン装着時 全体写真

NITTOのハンドルの先にTEKTROのRX4.1を差し込み、ケーブルをハンドルに這わして固定していく。最後に元々つけていたBROOKS CAMBIUM TAPEを洗って再利用して巻きつけると完成。

元々ついていたステムよりも突き出しが長いものを買ってしまったせいで、少しアグレッシブな見た目になってしまった。やはりサイズはちゃんと調べないといけない。

このように「シフトレバー」と「ホリゾンタルフレーム」のロードバイクであれば、外観を損なうこと無く自然にブルホーン化できると思う。ドロップハンドルに比べると、ハンドル周りの重量が軽くなるが、ポジションの自由度は狭まる。実用性ではなくかっこよさを求めるのであればブルホーン化もありではないかと思う。


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MISSION WORKSHOP “The Orion”

ISSION WORKSHOP “The Orion”を買った。

The VandalThe RhakeときてついにThe Orion。だいぶ前のことであるが、やっと買ってしまった。

こんな高いアウター買う気もなかったのに、ZOZOタウンでセールのせいである。定価だと60,000円超えなので買う気すらおきない値段だが、溜まってたポイントもつぎ込んで34,000円くらいで購入。ポイントは人間の心理を狂わす。

しかし残念なことにブラックのSが無く死ぬほど悩んだ挙げ句Mを買う。ZOZOタウンのセール品は返品不可。恐る恐る着てみるが…うーむ、絶妙にちょいでかい。175cm,64kg,短足、腕短い、なで肩、だとSの方が良さそうである…

胴は長いが腕が短いので袖が絶妙に長い、胴回りもピタッという感じではない。

これが通販の怖いところである。まぁ、厚めのインナー着たら合いそうなのでいいのだが…The Orionの魅力であるピタッと感がでなさそうなのが少し残念。

しかし素材はやはり値段相応でかなり良さそう。ベンチレーションもついているので登山でも使えそうである。まだ着ても暑いので12月くらいになったらこれ着て夜走ろうかな〜。