アンダーカバー秘密捜査官 シーズン2 (Undercover Season2)

アンダーカバー秘密捜査官 シーズン2 (Undercover Season2)を見た。

久々にネットフリックスで海外ドラマの1シーズンを完走できた…完走は2020年11月のビリオンズシーズン5以来だったようで、約5ヶ月間ぶりである。

自分は主に通勤時間や移動中を縫ってドラマをみていたので、コロナ禍によって自宅で仕事するようになってから一気にネットフリックスを視聴する時間が減ってしまった。普通なら視聴時間増えるはずなのに…

映画やドラマは現地音声と字幕でみたい。しかしやはり字幕でみると「ながら見」ができないのが、欠点である。どうしても視聴に集中しないといけない。独身であればこのあたり時間を好きに使えるが、結婚してしまうと残念ながら一人でドラマを見る時間もとれないので自宅での視聴が減ってしまった。

そんな中ネットフリックスの値上げのニュースが流れてきたので、久々に見てみようというパターン。貧乏人の見なきゃ損思考に陥るのが若干悲しいが、仕方ない。

肝心の本編であるが、シーズン1では主人公だったボブとキムだが、シーズン2ではキムは引退している。武器の不正輸出を追うジャーナリストとなっており、まだ警官を続けているボブの元にキムは「ある人物」の身元調査を頼みに来る。今作のボスであるベルジェ兄弟のJPとローランである。キムはその結果を元に輸出元のベルジェ家が運営する牧場に足を踏み入れるが、射殺されてしまう…というのが第1話のストーリー。

男女バディの潜入捜査が売りだったはずなのに、序盤でその片割れで殺すという…。うーん、キムのキャラ好きやったのにこの時点で「まじかぁ」という感じ。

まぁ、このキムの射殺をきっかけに、シーズン2のボスベルジェ家の不正武器輸出を暴いていくための潜入捜査が始まりストーリーが進んでいくわけなのだが、別に殺さんでもええんちゃうんというのが素直な感想。

今作でもボブは違法スレスレの捜査をして何度も窮地に陥る。信頼関係のあったニックを裏切り、結果的にはナタリーは助かるが、どうすればよかったのか?という最後の問いはそう簡単に答えられるものではないかなと思う。

結局、離婚し信頼していた上司も失い、立場もなくなりボブには何もなくなってしまういう悲しい結末になった。ナタリーを助けるためにニックの今なら戻れるというラインを超えてしまったのである。シーズン1は最後にフェリーが逮捕されたことで決着がついた感があるが、今シーズンのラストはあまり救いがない結末であった。

いかにターゲットに近づいていくかという潜入捜査のレクチャーみたいなのが綿密に描かれているのでその手法などは割と面白い。しかしシーズン1で有能だったフェリーの右腕ジョンと同じく、今回もビニーというボディガード兼工作員が良い仕事をする。

ボブはちょっと間抜けなところがあるので、あっさりと録音機を仕掛けられベルジェ家の内通者ナタリーを危険に晒してしまったり色々とツッコミどころが多いのだが、話としては中だるみもなくシーズン1よりは面白かった。

暗号通貨購入を振り返る(NEMでハーベスト) 002

https://japan.nem.io

2017年からNEM保有者待ちに待っていたSymbolのリリースが決まったので自身の暗号通貨購入(主にネム)を振り返っている。前回は2017年〜2018年のバブルの時を書いた。今回は2020年コロナ拡大あたりから。

2020年コロナ拡大とともに上がるネム

取引履歴を見直してみると、2020年3月のほぼどん底の3.5円で1000XEMを買っていた。ぼんやり覚えているが、「流石にもうこれ以上上がらんやろう。0円になっても−3,500円やし…」と思いながら買ったと記憶している。2020年はちょうどこれを期にチャートが右肩上りにトレンド転換していた。しかし思えば一時期200円を超えていた通貨が3.5円とは恐ろしいものであるし、自分もよく買ったなぁと思ったりする。そういえば2017年−2018年に買っていたペペキャッシュはZaifでの取り扱いがなくなり無価値になってしまった…

そこからは価格の上昇に合わせて、各ポイントで買い増しを続けていった。気がつけば2017年にはできなかったハーベスト実行可能な10,000XEM以上を確保することになった。2017年当時憧れだったハーベスト…ついにその権利を得たのである。

右肩上がりになってから今でも思い出すのは8月末の土日に行った菖蒲が浜キャンプ場の時。その頃暴騰が続きついに17円をぶち抜いたのである。3.5円のXEMが約5倍になっていた。

17円を突破したとき

その興奮は久々に味わうものだった。キャンプをしながら嫁の話を右から左に流しつつチャートに食いつき、Zaifのチャットとツイッターを行き来し、湖をみながら七輪で炙った焼き鳥を食うという最高のシチュエーションだった。残念ながらソフトバンクの電波が弱いのが難点だったが、大自然の中でパチンコの確変を眺めている、そんな気分だった。巨大な売り板がじわじわと食われていく姿をみつつチャットが盛り上がるのみるのがたまらない。

ちょうどこの頃には「ここまで上がれば充分」と思いだし、何度も全部売ろう、全部売ろう…と考えていた。結局多少の売買をしたが、大きく売らずに今でも持っているのでこの時期の判断が運命の分かれ道だったのかもしれない。

2020年 夏〜秋 ハーベストとオプトイン

結局17円をつけたあと、ネムは長ーい調整に入り、やきもきする時間が増える。10月に入り一時10円を割りそうになりつつも、12月には前回高値を抜き、一気に上昇気流に乗った。

この頃チャートはほどほどに眺めつつ、ある計画を立てていた。それは「ハーベスト」である。前述の通り、2017年には高すぎてできなかった10,000XEM以上の確保ができたので、本格的にハーベストをやってみることにした。

この記事ではあくまで自身の暗号通貨の購入を振り返るだけなので技術的なことにはあまり言及しないが、「ハーベスト」とはビットコインのマイニングみたいなもので、NEMウォレットに10,000XEMを入れておくと、報酬が貰えるというのもである。

NEMのコンセンサス・アルゴリズムはビットコインのPow(Proof of Work)ではなく、PoI(Proof of Importance)が採用されている。要はコインをいっぱいもっている人、取引量が多い人は重要度があがり、報酬がもらいやすくなるというものである。

SymbolでもNEMと同様に10,000XYM以上あればハーベストが可能で、Symbolリリースに合わせて、XEMの保持数と同じXYM(Symbol)が貰えるので、今のうちに準備しておけば、ローンチと同時にハーベストができるというわけである。

こんな感じでブロックの生成に合わせて報酬が貰える

自身が持っているNEM(XEM)と同数のSymbol(XYM)を受け取るには、「オプトイン」という作業が必要になるが、取引所の代行に任せるか自身のウォレットで行うかによって、付与がどうなるか変わってくることもあり、ここはいっちょ自分でウォレットを作ってオプトインしてみようと思い立ったのである。

  1. Zaifで10,000XEM以上買う
  2. NEMウォレットを作成
  3. ZaifからNEMウォレットにXEMを移動(出金)
  4. デリゲートハーベスティングを開始
  5. Symbolウォレットを作りオプトインする

方法については調べればいっぱいでてくので割愛するが、そこまで難しいものではなかった。最後の売買は20円台でを最後にして、あとはSymbolのリリースを待つばかりとなった。

Symbolのリリース日が2020/3/15に確定

そして迎えた2021年だが、1月に予定されていたSymbolのローンチ日が延期になった。このとき20円を超えていたNEMは18円台まで落ち、暴落の恐怖がまた蘇るが結局2月は高値を更新し、ついに80円台に突入する。

80円台といえば、コインチェックで盗難に合ったXEMの保証金が88.549円だったこともあり、和田ラインと呼ばれる国内では意識された金額だった。コインチェックでは2020/3/3のひな祭りには88円を超え、一時92円をつけることになった。2月末にはビットコインも600万円を突破し、暗号通貨界隈は今現在も多いに盛り上がっている。

余談ではあるが、ローンチ日の延期に伴って、ネムのPOI(コミュニティ)投票が実施された。これはスナップショットをいつにするかなどを投票によって決めるもので、NEMウォレットから参加できた。ネムを持っている各個人の投票がコミュニティの行く先を決めるのである。また前述のPoIの考えた方により、XEM保持数によって投票のパワーが違うところも面白い。清き「1票」ではないという点が選挙とは違う部分だった。この投票は中々面白い仕組みで、単に売買目的で仮想通貨を買っているだけでは体験できないことだろう。結果的にはスナップショットの延期によって、XEMの価格は高騰していった。

3/8 Zaifでスナップショットに伴う作業でNEMの出金が停止

そしてついに昨日(3/8)Zaifではスナップショットのため、XEMの出金が停止となった。本格的にSymbolローンチに向けて取引所も動き出した。

3/9未明時点のNEMの価格はZaifでは62〜64円と行き来しており、他の取引所と比べて10円近く乖離がある。

スナップショット後、Symbolのメインネットが無事稼働するのを見守るだけだが、国内取引所はSymbol(XYM)の付与に関して名言しておらず今後どうなるかわからない。

自分も含め、長年NEMを持ち続けた人たちが報われるのを祈るばかりである。

続く。


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