WXR-2533DHP2で簡易NASにチャレンジ

現在自宅の機材まわりを色々と見直している。残念ながら結局うまく行かなかったが備忘のため記録してみる。

今年の春からテレワークで自宅にいるようになり、無線Wi-fiを新調した。

WXR-25533DHP2購入

それまではAppleのTime Capsule 2TB(2011)からWi-fiを飛ばしていたのだが、リビングから離れている寝室の電波が良くなかった。嫁が寝室でテレワークするようになったが「速度が遅い」とキレるのでBUFFALOのWXR-2533DHP2を買ってみた。

たしかにTime Capsuleは購入から約9年経っているが、特に問題なく通信もバックアップも行ってくれた。はっきり言って故障も無くよくここまで持ったなという印象である。

しかし新しい通信規格も出ておりデバイス側も新しい規格に対応したりと進化しているので、まぁ恩恵を受けるであればそれなりに新しい無線機に買い替えるのもアリかな、ということで新調。

結果からいうとあまり速度変わらず。安定性は若干上がったような気がするが、そもそもマンションに来ている大元の回線が混んでいるのだろう…プロバイダも聞いたことないようなところやったし…無料なのでから仕方ない。

ということでTime Capsuleはお蔵入りになり、メイン機をWXR-2533DHP2に変えて半年ほど経ちテレワークも常態化していった。

Appleシリコン搭載のMac mini発表

そんなこんなで先週Appleシリコン機が発表された。現行機を凌ぐベンチマーク。メイン機のMacBook Pro Late2013はおそらくBigSurの次は対応してくれるか微妙なので、真剣に次どうするか買い替えを検討していたところにこの発表がきた。その中でもMac miniがほしい。最近モバイルはiPad Proに任せて自宅ではでかいディスプレイで作業するのが良いよ思い始めている。実機が販売されてから決めたいと思うが将来を見据えて、今のうちに機器構成を真剣に見直すことにした。

一番の目的は外付けHDDのNAS化。

今使っているMacBook Proは内蔵SSDが512GBである。基本的にクラウドにデータを置くのは怖いので、全部手元においておきたい。最近こそApple Musicで音楽データを増えることはなくなったが、写真データは結構ある。もちろんiCloudは使っていない。

しかもBootCampで120GBWindowsに割当しているので、Macで使えるのは350GBちょいしかない。そのためデータを外付けHDDをに移すのは必然だったが、毎回USB指してデータ移して外してがめんどくさくなってきた。新型Mac miniも標準は256GBか512GB。ストレージ状況は今と変わらない。

そんなわけで買い替えを行ったWXR-2533DHP2と外付けHDDでNAS化してみようというのが今回のチャレンジ。ついでにお蔵入りになっていたTime Capsuleも使えないか検証。

手元にはLacieの4TBの外付けHDDとウエスタンデジタルの3TBのモバイル用外付けHDDがある。今回はLacieの4TBを一個フォーマットして使ってみることにした。

  1. WXR-2533DHP2にLacie 4TBを差し簡易NASにする
  2. LANでTime Capsuleを繋ぎブリッジモードでTime Machineを切ってNASとして使う
構成図 

しかしフォーマットに関して色々調べてみると難がありそうなことがわかってきた。そもそもバッファローの簡易NASはexFATに対応していない。FAT32かXFSが主らしいが、WXR-2533DHP2はXFSに対応していないので必然的にFAT32を選ぶしかなくなる。

FAT32は1ファイル4GBやら2TB以上の容量は駄目とか色々と問題がありそうだったが、とりあえず一回ラシーを繋いで、FAT32でフォーマットしアクセスできるのか試してみた。

システム環境設定→共有から設定できる
接続に成功するとデスクトップからディスクが見える

IP打たなくてもファイル共有の設定で簡単にアクセスできるようになった。ファイルを送信してみると…おっそい。ファイルを複数同時に送信するとエラーが出る。これはちょっと話にならない…

5GBのファイル送信すると20分くらいかかる

写真のライブラリはそのまま送信できたのだが、500GB送信するのに18時間かかった。一応Mac側からライブラリも開くことができたが、さすがに遅すぎて話にならない。

そんなわけで①を諦め②を実行してみた。

もう使いみちのないTime Capsuleにせめてもの花道を…と実際やってみたが、こいつも速度がおそすぎて話にならない。Time Machineのバックアップは夜中とかに勝手にやってくれるのは便利だが、NASのようにリアルタイムにポンポンファイルコピーしたりするのは全然駄目。当たり前といえば当たり前だが当然に結果になってしまった。

一通り結論が出たところで新しいMac mini買うときはストレージを2TBにして、外付けHDDは直挿しでいいや、と思った週末だった。やっぱ簡易NASではなく、ちゃんとしたMac対応の専用機買わないと厳しい。


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テレワークにおすすめのステイホームWiFi

ビリオンズ シーズン5 (Billions Season5)

https://youtu.be/gh1sTYIJoyQ

ビリオンズ シーズン5 (Billions Season5)を見た。

といっても、見たのは今年の5月…コロナの影響で、シーズン5は残念ながらエピソード7で配信が止まったままになっている。

シーズン5ではハウス・オブ・カードでピーター・ルッソを演じたコリー・ストールが登場。しかもボビーの好敵手として、存在感のある役どころで登場。コリー・ストールは友人のカナダ人に似ているのでいつも見るたびに親近感が湧く。

ホームランドでも殺されたし、ビリオンズでも悲惨な目に合わないかヒヤヒヤしてしまうが…

シーズン5でもボビーの非道っぷりは変わらない。特に自身が生まれ育った街ヨンカーズの投資を巡って、黒人少年に酷い仕打ちをする。

やはり見どころは一時期手を組んだチャックとボビーの対決。やはりこの二人は犬猿の仲のほうがヒリヒリして面白い。そしてウェンディはボビーが雇った画家のタナーといい感じに。

複雑に絡み合っていく人間関係がほんまヒリつくけどとりあえずシーズン5が無事配信されることを祈る…内容忘れてしまう前に…

最高の小型マウス:ロジクール “MX Anywhere 3”

ロジクール  MX Anywhere 3
ロジクール MX Anywhere 3

ロジクール “MX Anywhere 3″を購入した。

このご時世なので最近ほぼテレワークで、基本家で仕事している。家で仕事しているとインターネット回線速度やデュアルモニターやWeb会議用のヘッドセットや…椅子や机など、色々とデスク・ガジェット周りを整備したくなってくるが、今回はマウスを新調。マウス単体を自費で購入するのは初めてかもしれない。

会社からロジクールのM950が支給されていた。このマウスは結構名機で、2018年に復刻版も発売されている。しかし経年劣化でシリコン部分が剥がれてきており、そろそろ買い替えかと思っていたところにMX Anywhere 3の発表があった。

“MX Anywhere 3″購入意欲を掻き立てられたポイント

MX Anywhere 3を購入するに至ったポイントは主に3つ。

  • Windows、Mac、iPadの3種類のデバイスで利用可能
  • 小型な上USB-タイプCで充電可能
  • MagSpeed電磁気スクロール搭載

一番の魅力は、Windows、Mac、iPadの3種類で使えるところである。自分は仕事ではSurface Book(初代)、私用ではMacBook Pro Late 2013、iPad Pro 2020と3種類のデバイスを使っている。この3つのデバイスの操作を1つのマウスに纏められるということは非常に大きな利点である。

MX Anywhere 3を購入するまではApple Magic Mouse(初代)とロジクールM950がマウスパッドの上に2台並んでおり、邪魔だった。またiPad Proでマウスを使うことはあまりないが、Magic Keyboardのトラックパッド以外でも入力できるというのは心強い。

二番目はUSB-タイプCでの充電。さすがにもうそろそろiPhone以外の給電はUSB−タイプCで統一したい。M950はマイクロUSB端子だったのでこれでまた一台、タイプCに切り替えできた。

最後のMagSpeed電磁気スクロールは低速でスクロールするとラチェットモードでカチカチと回るが、高速でスクロールするとフリースピンになるという機構。正直説明だけではまったくわからないが、実際に触ってみるとよく分かる。スチールホイールで見た目もかっこいいし、最新の技術が投入されている感が堪らない。

そんな感じで祝日に秋葉原のビックカメラまで電車に揺られて行ってきた。色は非常に迷ったがブラックが売り切れていたのでホワイトを購入。

for Macにすべきかどうか

MX Anywhereには「for Mac」というバージョンがある。公式サイトには「MacとiPad上でシームレスに動作するように設計された…」と書いてあるが、for Macの動作環境にはWindowsが入っていない。Macユーザーとしてはfor Macを買いたいところであったが、Windowsでも使えるように通常版を購入した。

スチールホイール

見た目はコンパクトでかなりかっこいい。質感もしっとりしているが、スチールホイールが高級感をだしており引き締まって見える。

裏面にあるボタンでデバイスを簡単に切り替え

WindowsにはUnifyingドングルを1番でつなぐ。2番と3番はBluetoothでMacとiPadにつなぐように設定した。驚いたのは接続先のデバイスをポンポンと切り替えてもちゃんと途切れることなくつながる。WindowsもMacもiPadも縦横無尽に切り替えられ、非常に安定しているように感じた。

“MX Anywhere 3″の気になった点

MX Anywhere 3を触っていて少し気になったポイントは主に2つ。

  • 水平スクロールが面倒
  • Macの設定はちょっと追い込む必要あり

最初触っているときにスクロールを倒しても横スクロールを全然しなかったので「おかしいな、設定の問題か」と思っていると、そもそもホイール単体での横スクロールに対応していなかった。スクロールはサイドのボタンを押しながらホイールを回すという仕様。これは少し使いにくい。

またMacでは、今までMagic Mouseに慣れすぎたせいでちょっと設定に戸惑った。Mission Controlとスワイプでアプリの切り替えを多用していたのでカスタムした。まずアプリケーション固有の設定は外したほうが良いと思う。全画面にするとMission Controlが機能しない。

Magic Mouseに近づけるLogi Optionsの設定

Magic Mouseに近い設定にするには、Logi Optionsでジェスチャーの割当をカスタマイズする。

アプリケーション固有の設定を外す
ジェスチャーボタンを設定する
カスタムする
ジェスチャーにはMission Control ←と→にはそれぞれデスクトップを割り当て

これである程度Magic Mouseに近い…設定になるのではないかと思う。

次はHHBKのキーボードを買いたい。静電容量無接点方式のキーボード入力がめちゃくちゃ気持ちよさそうなので使ってみたい…テレワークの快適性を求めると、金がかる…


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大洗キャンプ場 : 海が近い林間サイトの魅力

大洗キャンプ場
大洗キャンプ場

寒くなってきたのでそろそろ良い感じのキャンプができそうな季節が到来である。しかしコロナ禍ということもあり、よさげなキャンプ場は土日予約がとれない…そこで先週末、予約無しでいける”大洗キャンプ場“に行ってきた。

大洗キャンプ場 当日の混み具合

10/31(土)の9時過ぎに到着したが、受付には15人くらい並んでおり、すでに場内はすごいテントの数。前日ツイッター情報収集したとおり、早々満場になりそうだった。受付から近い駐車場はどこも埋まっている…とりあえず20分か30分くらい待って受付を終わらせて、止めれそうなところをウロウロ回って見た。ちょうど穴場スポットに駐車場が空いていたので車を突っ込む。

大洗キャンプ場は受付終了後、駐車場用に個別の看板をもらい、場所の確保ができる点がありがたい。とりあえず駐車スペースが確保できれば後はなんとかできる。穴場スポットは松の木が近くにあったが平坦でグロッケ8もすっぽり立てられるスペースだったのでラッキーだった。

おそらく土日の混み具合はしばらくこのまま続きそう。早めにいかないと悲惨な目に会いそうである。

大洗キャンプ場 について

今回2回目となるが、大洗キャンプ場のポイントをいくつかあげてみる。

魅力的な点

  • 予約無しで行ける
  • 観光スポットが多い
  • 温泉も近い
  • 松の木に囲まれて良い自然環境

気になる点

  • 大きめの道路が隣にあるのでトラックなどが走ると結構音がする
  • テントを建てる場所によるがトイレが遠い
  • 費用は2人で4,000円くらい

キャンプ場でまったりするのもいいが、大洗近辺は観光スポットも多く、散策する場所もいっぱいあるのが良い。前回は水族館に行った。

今回はテントを立てた後、国営ひたち海浜公園へ。ひたち海浜公園といえばロッキンオンが開催されるめちゃくちゃでかい公園だが、ネモフィラの丘も有名である。秋はコキアの展示をしていたので行ってみた。(シーズン終盤でもう赤くなかったが…)キャンプ場から車で30分くらいである。

晩飯の前にはキャンプ場から15分位のところにある潮騒の湯に。この温泉は化石海水という塩分を含んだお湯で舐めると少ししょっぱい。露天風呂は太平洋を一望できて最高の景色である。特にこの日は満月が綺麗に見えたのでよかった。ここもかなりおすすめ。

魚市場も近く、海鮮バーベキューをするならここで食材を調達するのが良いと思う。残念ながら今回は帰りに魚市場に寄ってしまった。普段食材を買ってからキャンプ場に行くが、大洗キャンプ場に限ってはテントを建ててから魚市場まで車で買い物に行くのが良いと思う。

お土産に買ったヒラメの刺し身

グロッケ8をたてる

久々にグロッケ8を建てる。相変わらず良い感じのテントである。残念ながらタープ用のポールを忘れてしまい、素の状態で使うことに…キャンプ道具も大体選定が済んできてしまった。2人でキャンプに行くには必要最低かつ必要十分な装備に絞り込めてきたと思う。

最近ヤエンクッカーで米を炊く手法を研究している。いつもはメスティンで炊いているが、スモールメスティンなので、2合炊きが難しい。そこでテフロン加工のヤエンクッカーでなんとかできないかと考えたのがきっかけで挑戦している。3回目だが割とうまくいったので、また手法をまとめたい。

夜はメスティンとアルコールストーブでの米炊きも研究中。やはりうまく米を炊くには吸水がほんま大事ということが最近しみじみわかってきた。

アークテリクス アラキス

ついこの間買ったばかりのアークテリクス アラキスもテスト。最高に良い。スリッポンで使用できるのが履きやすい。テントの出入りの負担が最小限になった。普段履きから軽いアウトドアまでならこれ一足で十分である。


アークテリクス “アラキス”:最高の普段履きアプローチシューズ

アークテリクス "アラキス"
アークテリクス アラキス

アークテリクスのアプローチシューズ”アラキス”を買った。Beta SLジャケット購入以来、アークテリクスの製品は非常に好きである。そんな久々のアークテリクス、買ってみるとやっぱり最高だったので紹介したい。

アークテリクス “アラキス” 概要

アークテリクスのは”アラキス”は岩場や簡単なボルダリングなどをできるアプローチシューズとして設計されている。そのため軽く、履きやすく、フィットするので普段使いでも快適に履けるシューズである。定価は18,700円(税込)。

アークテリクスが開発したアダプティブ・フィット・テクノロジーやビブラム社のメガグリップが採用されていたりと、しっかりとしたアウトドアスペックの上に、シンプルで洗練されたデザインが魅力的な一足である。

以前ハイパーハードボイルドグルメリポートのプロデューサー・著者の上出遼平氏がインタビューされていた記事でアークテリクスの「アラキス」が紹介されていた。これも購入のきっかけだった。

絶妙なフィット感

アークテリクス "アラキス"
包み込むようなフィット感

まず履いてみるとすっぽり包み込むようにピッタリフィットする感覚がたまらない。ネットの記事で「アラキスは普段のスニーカーよりもワンサイズ大きめにするのが良い」と書いてあったが、まさしくその通りで普段履くスニーカーよりも大きめを選んだ方が良さそうである。

当然アプローチシューズなのでアウトドアで使う場合、厚手の靴下を履く可能性もある。その場合はより一層慎重にサイズ感は検討したほうが良さそうだと感じた。そのため最初ネット通販で買おうと思ったが、アークテリクス神田店まで買いに行ったのである…

インソールはクッション性が高く長時間歩いていても疲れなさそうである。流石アプローチシューズということもあり、モノとしてのスペックが非常に高い。

シンプルだが洗練されたデザイン

"アラキス" 金具部分
金属のバックルで締める

アークテリクスはどの商品もデザイン性が高い。アラキスもシューレスかつバックルで締める仕組みになっている。紐が無いため、スッキリしたフォルムが特徴的である。ジーパンで履いてもまったく違和感のないデザイン。

シンプルに格好良い。

グリップ力と変形

ビブラムソール

ソールはビブラムのメガグリップが採用されている。雨の日に履いてもグリップがしっかりと地面に食い込み滑りにくくなっていると感じた。なお後述するが、雨の日に履くことはあまりおすすめできない…

踵が潰れるようになっているのでスリッポンに切替可能

踵部分を踏んでスリッポン状態に変形することもできる。子供の頃、靴の踵を踏んでいると怒られたものだが、アラキスでは踏むことを推奨している。これによってテントの設営や出入り時の靴の履き脱ぎが非常に楽になった。

防水性がないのは”アラキス”唯一の残念ポイント

非常に残念なのは「防水性が無い」ということ。アウトドアシューズだから防水性はあるのでは?と思うかもしれないが、”アラキス”はあくまでも「アプローチシューズ」である。

当然ゴアテックスではないし、かなり通気性良く作っているため、雨の日は履けないレベルである。強い雨であればあっという間に雨が浸透してびちゃびちゃになる。

そのため雨が降りそうな日は履かないなど決めて、割り切って使うしかないと思う。それでも普段使いには最高のシューズだと思う。

アークテリクスに惹かれて

アークテリクスが好きで、ハードシェル、短パン、登山靴はアークテリクスを持っている。特に登山靴のBora2 Mid GTXは2015年にアークテリクスが初めてフットウェアに進出したときに発表されたブーツで、インナーシェルが分離するという画期的な靴だった。

アルプスの女王「燕岳」にて

当時雑誌で見て欲しくなり、原宿のアークテリクスの直営店まで行って買ったのを今でも覚えている。5万近くする高い靴だったが2020年現在でも問題なく現役で登山で活躍している。ただ残念ながら廃盤になってしまったようで、インナーシェル分離タイプは無くなってしまった。やはりコストがかかるのだろうか…?

コロナ禍でネット通販の比率が大分増えたが、こうやって店に行って実物に触れながらいいものを見つけるというのもたまにはいいものだと感じた。


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