“LG 24MD4KL-B”でデスク環境再構築

"LG 24MD4KL-B"
“LG 24MD4KL-B”

ついに”LG 24MD4KL-B”を手に入れてしまった。

前回M1 MacBook Airを手に入れた記事を書いたのだが、同時平行でずっと前から欲しかったモニター“LG 24MD4KL-B”を手に入れた。この“LG 24MD4KL-B”「Macに最適化された」モニターで、入出力端子が“Thunderbolt3”“USB Type-C(USB3.1 Gen 1)”のみという非常に思いきったスペックの製品である。Appleのお墨付きなので、限りなく純正に近いものと思って間違いないと思う。

“LG 24MD4KL-B”スペック

“エルゴトロンLX”を”LG 24MD4KL-B”のモニターアームに

“LG 24MD4KL-B”は23.8インチという「絶妙にちょうどいい」サイズ感ながら画質は「4K」で、Thunderbolt3を利用しデイジーチェーンができ、接続したMacに電源も供給できるという素晴らしいスペックのモニターである。

探してみると思うのだが、意外と「このサイズで4K」っていうモニターが少ないのである。

昔27インチのiMacを使っていたので、ひしひしと感じるのだが、「そこまで大きなモニターはいらないけど取り回しの良い画質の良いモニターが欲しい」という人には最高のスペックだろう。27インチて結構でかいのよ…ラップトップ系のMacユーザーでモニター導入を考えているなら検討すべき製品だと思う。

レビューなどをみる限り、製品の質はまぁまぁ高そうなのだが、価格が8〜9万円と中々手がだせない値段だった。新品でM1 MacBookと一緒に揃えるのであれば25万以上の出費を覚悟しないといけない。そういった背景もあり、購入するかどうか戸惑っていたところ、ヤフーオークションにてなんと「5万円台」で出品されているのを発見し、入札すると最低価格で落札できた。(なんかすごい汚かったがディスプレイをちゃんと拭いて綺麗に掃除すると大丈夫だった…)

これでM1 MacBook Airとモニター、そしてこの前のAmazonタイムセールで購入した”エルゴトロンLX”でデスク環境最構築を行なった。本当はCBSのモニターアーム”Fro”が欲しかったのだが、如何せん高すぎる…いつかお金ができたら買おうということで嫁に買わされたのと同じエルゴトロンLXにとどめた。

イケアのセールヤンデスクから始まり、昨年からちまちまと構築してきた自宅デスク環境の最終形態が見えてきた。

デイジーチェーン活用方法

“Thunderbolt3″と”USB Type-C(USB3.1 Gen 1)”

今回はモニター側から給電ができるので、MacBook Air側で「電源を引く必要がない」というのが非常に嬉しい。Thunderboltケーブルで繋げばMacBook Airに給電できるのでデスク周りの配線を抑えることができる。

また冒頭に書いた通り”LG 24MD4KL-B”はThunderbolt3でデイジーチェーンが可能というのも魅力である。デイジーチェーンとは「数珠繋ぎ」の意味であるが、モニターの裏面にある接続端子で接続したデバイスとMacを数珠繋ぎすることができる。

M1 MacBook AirにはThunderbolt3/Type-Cの端子が2つしかないので利便性を高めるため、USB-TypeCのハブを用意するのが通例となっているみたいである。しかしこのデイジーチェーンのおかげで”LG 24MD4KL-B”がハブの代わりになる可能性があるのだ。

電源は一本で済む

試しに本当にデイジーチェーンできるかどうか“sigma fp”をThunderboltケーブルでモニターに繋げてみたところ、「カメラデータの読み取り」も、「Webカメラとしての動作」も可能だった。ただThunderbolt3かUSB Type-C(USB3.1 Gen 1)のみなのでケーブルの種類は限定される。

sigma fpとの接続
Sigma fpはMacに直接繋がずに”LG 24MD4KL-B”を介して繋がっている。

余談ではあるがsigma fpの後継機であるsigma fp LはUSBからの給電をしつつWebカメラとして使えるようになっているので非常に羨ましい。買い換えたくなる進化の一つである。

これでほぼほぼデスクの最終形態が決まった。

メインM1 MacBook Air
モニターLG 24MD4KL-B
モニターアームエルゴトロンLX
キーボードHHKB Professional HYBRID Type-S
マウスロジクール MX AnyWhere3

Macの画面は閉じてしまう「クラムシェルモード」で使うので、キーボードとマウスは必須である。ここでは昨年買ったHHKB Professional HYBRID Type-Sロジクール MX Anywhere3が活躍することになる。

何を目指しているのかよくわからないが、目標にしてきた環境がだんだんと整ってきた。あとはオーディオインターフェイスを刷新して、音響周りを整えていきたい。デスクの整備はまだまだ終わらないのである。

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脳みそがとろける打感 : HHKB Professional HYBRID Type-S

Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白
Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白

高級キーボードとして有名な HHKB Professional HYBRID Type-Sを買ってしまった。この11月は死ぬほど金使っている。どうしよう。こんな金使ってる場合ちゃうのに。それもこれも11月14、15に開催された超PayPay祭りのせいだが、買ってしまったものは仕方ないのでレビューしてみる。

キーボードに関心を持ったきっかけ

キーボードに興味を持ったきっかけは、遡ること二年くらい前、仕事関係のエンジニアに秋葉原にあるキーボード専門ショップに連れて行かれたことから始まっている。たまたまそのエンジニアが商談の帰りに、現在は自作キーボードのメッカになったオープンしたての遊舎工房に行きたいと言い出し、着いていった。この頃から自作キーボードがブームになり始めていたように思う。

その時は「キーボードごときに何をこんなに金を使うのか…」と思っていた。

そして時は流れコロナ禍でテレワークが始まる。ニトリで買った980円のパイプ椅子に座り、携帯片手に顧客対応。そんな中会社から支給されていたロジクールのキーボードとマウスの調子がおかしくなる。マウスは樹脂がえぐれて誤動作するし、キーボードは4,5個キーが効かなくなってしまった。

しかもデスクではなく、クローゼットで仕事をするようになり、スペースもあまり取れない。仕事用のSurface BookとMacBook Proの場所を入れ替えるのもめんどくさくなり、2台以上をBruetoothで切り替えできるキーボードが欲しいなと思っていた。

ちょうどMX Anywhere3も発売が発表され、そろそろ機材も一新するかーという気持ちにもなっていた。その時、2018年のキーボード専門ショップに行ったことが記憶に蘇り、「あぁキーボードもちょっとええやつ買おうかな」という気分になってしまった。

当初はkeychronで検討

最初はロジクールのお高めのやつでも買おうかと思っていたが、Gizmodeでkeychronが紹介されている記事を見て、「おお、これ良さそう」と目をつけていた。実際カートに入れて買う寸前まで行ったが、どうしても気になったのが今回購入したHHKBである。いろんな記事にちょくちょく名前がでており、とても評判が良さそうだった。

しかしまず35,200円(税込み)というぶっ飛んだ価格。さすがにちょっと高すぎる。どんなにいい物でもこんな高いのはちょっとなぁ…、さすがに無理やな…というのが最初の印象だった。

そんな決めきれない気持ちを抱えつつ、一度メカニカルキーボードの打ち味を試してみようと、秋葉原のヨドバシに向かった。最初に検討していたkeychronはメカニカルキーボードでスイッチの軸を選択することができる。ヨドバシ秋葉原の2階には色々なキーボードが展示されているのでメカニカルキーボードがどんな感じかも触れるだろうという思惑だった。

赤軸、茶軸、青軸、とkeychronで選択できる軸のキーボードもちゃんと展示されていた。しかし…うーん、どうもいまいちしっくりこない。メカニカルキーボードってこんなもんなんか…やっぱ買うのやめようかな、とその時は思ってしまった。

そして何気に展示されていた東プレのREALFORCEというキーボードを触ってみた。

…なんやこれ…

これはちょっとやばい。最高に打ち心地が良すぎる。説明を見てみると「静電容量無接点」と書いてある。なるほど…これはメカニカルと違う方式なのか…。

HHKB 、ついに購入

そんな感じでこの静電容量無接点方式の打ち心地に惚れてしまった。家に帰って調べてみるとREALFORCEを作っている東プレはHHKBにOEM提供しているとのこと。しかもREALFORCEはBluetoothに対応していないが、HHKBはBluetoothに対応しており、複数台且つ複数OSのデバイス間切り替えもできる…とのことだった。

これは買うしかない。一気にkeychronからHHKBを買う流れに覆ってしまった。

そんなときにちょうどタイミング良く超PayPay祭りが決まり、無事購入というのが経緯である。前置きが長くなってしまったが実際届いて使ってみたところの感想。

HHKB Professional HYBRID Type-S & Logicool MX Anywhere3
同時期似購入したLogicool MX Anywhere3とも見た目の相性が良い

HHKB の良い点

  • とにかく脳みそがとろけるほどの打感で打っていて最高に気持ちが良い
  • Bruetoothの切り替えでWindows,macOS,iPadOSの切り替えが縦横無尽(MX Anywhere3と同じ)
  • 日本語配列版はちゃんと矢印キーもあるので入力には問題なし(USは絶対大変そうだからやめた)

HHKB の気になった点

  • 想像通りやっぱりパームレストは必要(背が高い)
  • macOSのみ最初の設定はうまくいかなった(どうがんばってもうまくいかなかったのでこのページを参考にさせてもらった)
  • 配列がやっぱり特殊、キーマップは変更したほうが使いやすい

とにかく打感が異常に気持ち良い。「HHKBに慣れると他のキーボードが使えなくなる」というのは少しわかる気がする。MX Anywhere3の時も思ったが、複数デバイス・OSのデバイスを使う人間にとって、入力装置が一台で切り替えして使えるというのはかなり便利である。特にiPadOSでもキーボードが接続できるようになったり、最近はデバイスの多様化が激しい。入力装置はこれ一本というのが決まると余計なものを用意しなくてよくなるというメリットも大きい。

このキーボードは10年位余裕で使えそうなので使い倒していきたいと思う。


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