
この11月は死ぬほど金使っている。どうしよう。こんな金使ってる場合ちゃうのに。
それもこれも11月14、15に開催された超PayPay祭りのせいである。
今日あたりから超PayPay祭りで買ったものが届き始めたので、少し書いてみようと思う。まずはHappy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白。
キーボードに関心を持ったきっかけ
遡ること二年くらい前に仕事関係のエンジニアに秋葉原にあるキーボード専門ショップに連れて行かれたことから始まっている。たまたまそのエンジニアが商談の帰りに、現在は自作キーボードのメッカになったオープンしたての遊舎工房に行きたいと言い出し、着いていった。この頃から自作キーボードがブームになり始めていたように思う。
その時は「キーボードごときに何をこんなに金を使うのか…」と思っていた。
そして時は流れコロナ禍でテレワークが始まる。ニトリで買った980円のパイプ椅子に座り、携帯片手に顧客対応。そんな中会社から支給されていたロジクールのキーボードとマウスの調子がおかしくなる。マウスは樹脂がえぐれて誤動作するし、キーボードは4,5個キーが効かなくなってしまった。
しかもデスクではなく、クローゼットで仕事をするようになり、スペースもあまり取れない。仕事用のSurface BookとMacBook Proの場所を入れ替えるのもめんどくさくなり、2台以上をBruetoothで切り替えできるキーボードが欲しいなと思っていた。
ちょうどMX Anywhere3 も発売が発表され、そろそろ機材も一新するかーという気持ちにもなっていた。その時、2018年のキーボード専門ショップに行ったことが記憶に蘇り、「あぁキーボードもちょっとええやつ買おうかな」という気分になってしまった。
当初はkeychronで検討
最初はロジクールのお高めのやつでも買おうかと思っていたが、Gizmodeでkeychronが紹介されている記事を見て、「おお、これ良さそう」と目をつけていた。実際カートに入れて買う寸前まで行ったが、どうしても気になったのが今回購入したHHKBである。いろんな記事にちょくちょく名前がでており、評判が良さそうだった。
しかしまず35,200円(税込み)というぶっ飛んだ価格。さすがに高すぎる。どんなにいい物でもこんな高いのはちょっとなぁ…、さすがに無理やな…というのが印象だった。
そんな決めきれない気持ちを抱えつつ、一回メカニカルキーボードの打ち味を試してみようと、秋葉原のヨドバシに向かった。keychronはメカニカルキーボードでスイッチの軸を選択することができる。ヨドバシ秋葉原の2階には色々なキーボードが展示されているのでメカニカルキーボードがどんな感じかも触れるだろうという思惑だった。
赤軸、茶軸、青軸、とkeychronで選択できる軸のキーボードもちゃんと展示されていた。しかし…うーん、どうもいまいちしっくりこない。メカニカルキーボードってこんなもんなんか…やっぱ買うのやめようかな、とその時は思ってしまった。
そして何気に展示されていた東プレのREALFORCEというキーボードを触ってみた。
…
…なんやこれ…
これはちょっとやばい。最高に打ち心地が良すぎる。説明を見てみると静電容量無接点と書いてある。なるほど…これはメカニカルと違う方式なのか…。
HHKB、ついに購入
そんな感じでこの静電容量無接点方式の打ち心地に惚れてしまった。家に帰って調べてみるとREALFORCEを作っている東プレはHHKBにOEM提供しているとのこと。しかもREALFORCEはBruetoothに対応していないがHHKBは対応しており、複数台のPCの切り替えもできる…
これは買うしかない。一気にkeychronからHHKBを買う流れに覆ってしまった。
そんなときにちょうどタイミング良く超PayPay祭りが決まり、無事購入というのが経緯である。前置きが長くなってしまったが実際届いて使ってみたところの感想。

良い点
- とにかく脳みそがとろけるほどの打感で打っていて最高に気持ちが良い
- Bruetoothの切り替えでWindows,macOS,iPadOSの切り替えが縦横無尽(MX Anywhere3と同じ)
- 日本語配列版はちゃんと矢印キーもあるので入力には問題なし(USは絶対大変そうだからやめた)
気になった点
- 想像通りやっぱりパームレストは必要(背が高い)
- macOSのみ最初の設定はうまくいかなった(どうがんばってもうまくいかなかったのでこのページを参考にさせてもらった)
- 配列がやっぱり特殊、キーマップは変更したほうが使いやすい
とにかく打感がやばい。これに慣れると他のキーボードを使えなくなるというのは少しわかる気がする。MX Anywhere3の時も思ったが、複数デバイス・OSのデバイスを使う人間にとって、入力装置が一台で切り替えして使えるというのはかなり便利である。特にiPadOSでもキーボードが接続できるようになったり、最近はデバイスの多様化が激しい。入力装置はこれ一本というのが決まると余計なものを用意しなくてよくなるというメリットも大きい。
このキーボードは10年位余裕で使えそうなので使い倒していきたいと思う。
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