ナルコス:メキシコ編 シーズン2 (Narcos:Mexico Season2)

https://youtu.be/b1d6KLrKFFk

ナルコス:メキシコ編 シーズン2を見た。

最近仕事が地獄すぎて時間ないのにロスト・イン・スペースのシーズン2も見終わらないうちに怒涛の新作ラッシュ。まだベター・コール・ソウル、オルタード・カーボン、オザークへようこそが2〜3月に控えているため、消化していかないと…

さて、今回のナルコスも相変わらずおもろいしクオリティ高すぎる。登場人物入り乱れまくって中々大変やが…

ナルコスはNetflix日本上陸とともに見始めた作品で思い入れが強い。海外ドラマを初めて見始めたのがナルコスで、クオリティの高さに脱帽したのを今でも覚えている。

シーズン1で拷問の末殺されてしまったキキ・カマレナの敵を討つため集まったDEAの面々。主人公とストーリーテラーはスクート・マクネイリーが演じるウォルト・ブレスリン。無印版のマーフィとペーニャ、そして前シーズンのキキとはまた違うタイプの主人公。闇抱えてるザ・復讐者という感じで喋り方も気だるいしタバコ吸うのもだるそうな疲れているような渋さ。目が死んでるのがいい意味で雰囲気だしてる。

一方もう一人の主人公ディエゴ・ルナ演じるミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルド も相変わらず上から下から突き上げられて精神ズタボロの中間管理職状態が続く。なんとか盤面をひっくり返すも、最後の最後ではかつての仲間に裏切られて終了。結局身内を裏切るとあかんねんなぁ。実社会でも一緒ですね。

今回はカリ・カルテルのパチョ、警備部長のホルヘも登場しちょいテンション上がる。このパチョさんにいじめられまくるフェリクス。大企業にいじめられる下請けの会社の社長という感じで泣けてくる。ほんま胃が痛くなるわ。

結局シーズン1でキキの上司だったハイメの元にウォルトが派遣される形で終了。ロス・セタスを生んだガルフ・カルテルのフアン・ゲラも今回大きく関わってきたので、いよいよ次シーズンで血みどろのメキシコ麻薬戦争の幕開けか…ここに無印版主人公のペーニャが帰ってきてくれたらええねんけどなぁ。


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エクストレイルのカーナビでAmazon Fire TVを見れるようにした

日産エクストレイルT32

カーナビでFire TV使いたいなぁ〜。

2018年にAmazon Fire TVを買って以来、我が家でのテレビ視聴スタイルが大きく変わった。今までは地上波しか見ていなかったが、Fire TV導入後、テレビ視聴時間の3分の2位はYouTubeかNetflix、Amazon Prime Videoに割当てられるようになった。おそらくここ数年で買った1万以下のガジェットの中でダントツに高い活用率であると言っても間違いない。

というわけで、Fire TVをエクストレイルの車内でも使えるようにしてみた。

※Fire TVは廃盤になり、現行品はFire TV Stickです。

車でNetflixやYoutubeを観たい

ちょうど2019年の秋頃に日産エクストレイルを購入した。T32型プロパイロット付きの4WD パールホワイトである。カーナビは日産純正9インチの「MM320D−L」を付けたのでワンセグでテレビが見れる。純正品ということでお高いが、その分全体的な使用感には不満が無かった。ただワンセグなのでトンネルに入ると電波が途切れて見れなくなることがストレスだった。

いつもは新幹線だった年末の帰省を車で行こうと言う話になり、長時間の運転をどうするかを議論していた。帰省は都心から関西、そして中国地方まで行くことになりかなりの大移動である。長時間車内で過ごすことになるので、NetflixやYoutubeをカーナビで見れないか考えていた。

当初はiPhoneの画面をミラーリングできないか考えていたのだが、HDMIでミラーリングするのであれば、もしかしてFire TVでもできるのでは??ということでFire TV Stickを買ってから売るかどうか迷っていた「Amazon Fire TV」を車内で見れるようにすることになった。

カーナビをHDMI入力端子を取り付ける

嫁の弟が整備士なので作業してもらった。ディーラーに頼めばやってくれるようである。カーナビにHDMIのコネクタを付けてFire TVと接続できるようにする。またFire TVの給電はUSBから取ることにした。

HDMIをつないでUSBから給電する。

実際に作業はしていないのでなんとも言えないが、おそらく下記のような機材を使って配線したと思われる。

※不安な方はディーラーに頼んだほうが良いと思われます。

回線はどうする?

インターネット回線はiPhoneのテザリングを使用する。夫婦ともにソフトバンクの50GBのプランに入っているので、使用量はあまり気にしないが、7GBプランや従量課金のプランだと回線の使用には注意しないといけない。

接続完了した様子

無事Fire TVが起動し、カーナビで表示した。当然カーナビにはFire TVの映像を出力しているだけなので、タッチパネルは反応しない。テレビと同じように操作はリモコンから行う。

気をつけたいのが、エンジンを切るとFire TVの電源が切れるのでサービスエリアなどで止まる度にテザリングしなおさなければいけないこと。コツはエンジンを掛ける前にiPhoneのテザリング画面を開いておけば、Fire TVが記録しているテザリング用の回線に自動接続してくれる。iPhoneのテザリング画面を開いていないと駄目なので、そこが若干不便。

またこのFire TVは4K対応なのだが、カーナビのディスプレイの解像度がフルHDなので4Kの恩恵は受けない。現行品のFire Stickだと、下位グレードのもので充分だと思われる。

何はともあれ、自宅にいるのと同じようにカーナビでYoutubeやNetflixが観れるようになると、家族の暇つぶしにはちょうどいいのではないかと思う。残念ながら運転手は楽しむことはできないが…


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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (Catch Me If You Can)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (Catch Me If You Can)をみた。

アイリッシュマンを見てグッドフェローズを見たあと、懲りずにマーティン・スコセッシ監督繋がりでなんとなく3、4回目くらいのウルフ・オブ・ウォールストリートを見てしまい、久々にディカプリオ見るか…ということで未見のキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを見た。

実話をベースにしたデカプリオ演じる主人公の天才詐欺師フランク・W・アバグネイル・Jrと彼を追い詰める人情味あふれるFBIの捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)の逃亡劇なスト−リー。このフランクという男、実際に身分を偽って機長としてデッドヘッド(旅客機に乗客として搭乗すること)で250回以上も搭乗していたというからすごい。映画の表現よりも飛びまくっているやんけ…

根幹にはやっぱり家族(フランクの場合は特に父親)というテーマがあり、結局フランクは実の父親、家族とはうまくいかなかったのだが、最後には捜査官のカールが救いの手を差し伸べてる。

最近見たノンフィクションモノとは違いさっぱり爽やかな気分で見終えることができた映画。

アイリッシュマン (The Irishman)

アイリッシュマン (The Irishman)をみた。

マーティン・スコセッシ監督作品は沈黙以来だと思う。ロバート・デニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、全員70歳後半やけどエネルギッシュすぎる…特にアル・パチーノ一番年上のくせに一番若いやないかい…50歳位に見えるぞ…

トラック運転手のフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)がマフィアの殺し屋となり、マフィアのボス ラッセル(ジョー・ペシ)が全米トラック運転手組合のトップ ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)とフランクを繋げることで、冷戦時代の表と裏の世界を描くというストーリー。

若い時代も本人が演じているのだが、インダストリアル・ライト&マジック社が手掛けるVFXのおかげでまぁどことなくぎこちないが、それなりに「ぽく」見えるのは素晴らしい。フランクが娘のためにスーパーの店員をボコるシーンがあるが、流石にアクションにはキレがない。流石に70歳にそこまでキレを求めるのは酷である。

本作はフランクがどのようにして闇の世界に浸っていったのかをじっくりねっとり丁寧に描きつつジミー・ホッファとの友情やラッセルとの板挟みによる葛藤を描いている。特にジミー・ホッファが出始めてからは表と裏の世界が密接に絡み合っている様が描かれる。

印象的なシーンはケネディが暗殺された時ジミー・ホッファが半旗された国旗を一番上まで上げたシーン。よっぽどケネディ家(というかロバート)嫌いやったんやろうなぁ。今ならSNSでボロクソに叩かれそうなもんやけど。

あともう一個はやはりサングラスのシーンは印象的。フランクのどう手の打ちようもない悲哀の気持ちがにじみ出るシーンである。

とりあえず長いが、まったり時間をとってウイスキーでも舐めならが観たい気骨のあるオトナの映画だった。酒は飲めないが…

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運び屋 (The Mule)

運び屋 (The Mule)をみた。

11月鹿児島に滞在しておりなんかバタバタしていたのでゆっくりできなかったが、日曜日のよるようやくまったりできたので、なんか見ようと思ってネットフリックス開くとイーストウッド監督の「運び屋」が配信されていた。



これも劇場見に行きたかったんや…と毎回言っている気がするが、結局見に行かなかったので、早速視聴。

ちょうど先日小島監督のデス・ストランディングがリリースされたが、デスストに出てくる配達依存症の人たちも「ミュール」やったな。訳はラバだが、総じて麻薬の運び屋のことらしい。

ストーリーはイーストウッド演じる昔気質の主人公アールが時代の流れについていけず、とあることがきっかけでメキシコの麻薬カルテルの運び屋になる様を描く。DEA(警察側)にはアメリカン・スナイパーでクリント・イーストウッド作品の主人公を努めたブラッドリー・クーパー。上司にはローレンス・フィッシュバーン。さらに面白いことに、ナルコス:メキシコ編で主人公キキを演じたマイケル・ペーニャが本作でもDEAの捜査官役としてキャスティングされている。

なかなか渋すぎるキャスト。特にペーニャさん見た瞬間思わず拷問されんといてくれ…と思ってしまう。

天性の人たらしのアール爺さんだが、最初はいがみ合いながらもだんだんとカルテルの人間と関係性を築いていく様がみていておもしろい。じじいとして捜査官やカルテルの若者に金言を残していく。本作は実話ベースだがやっぱこの辺は脚色されてるんかな?

自分の中ではイーストウッド主演監督はグラントリノが印象的で、今回も最後はあんな結末になるかと思いきや、実にあっさりと綺麗に絞まる。家族とはなにかというのを考えさせられる。

しかしこんな陽気なじじいなかなかおらんやろうなぁ。イーストウッドも90歳超えてこんなおもろい映画作れるのはほんますごい。

トラウマになるらしいミリオンダラー・ベイビーはいまだに見れていないので、この機会に挑戦してみよう…かな。