オルタード・カーボン シーズン2 (Altered Carbon Season2)

https://youtu.be/m2orislavHE

オルタード・カーボン シーズン2を見た。

2月末から公開されていたが、オザークへようこそやらベター・コール・ソウルやらなんやらあってようやく見終わった。

感想としては途中で何度か挫折したくなるくらい…おもしろくない。シーズン1てもっと面白かった印象があったのだが、なんやろう…シーズン2のこの感じ…確かにシーズン1を見たのは2年以上前なので記憶が美化されているとは思うが、それでも次のエピソード進めたくなる位には面白かった気がする。しかし今回に関しては最後の最後までいまいちしっくりこず終わってしまった。

まず前シーズンのジョエル・キナマン版スリーヴのタケシ・コヴァッチがかっこよすぎてシーズン2のアンソニー・マッキー版スリーヴが正直いまいち。拷問されてる演技もなんか下手くそでいまいち臨場感ない…AIのポーもずっっと壊れかけで、さっさと再起動せいやとやきもきする。AIの癖になんでメモ書いてとんねんとツッコミどころが多い。

あと他キャラのトレップやらクウェルもおばさん感否めずフレッシュさのかけらもない。前シーズンではオルテガがいい味出していたがそれもないし、これは前シーズンから思っていたが、クウェルはほんま何が魅力的なのかもよくわからんし、エルダー?なんやったけそれ…状態。

前作は探偵もの+サイバーパンクで世界観にハマってたけど、シーズン2では政治やら戦争を描いてるがどうもスケール感が足りない感じ。

アニメのりスリーヴドも見ようと思っていたがこのままだとちょっと見ないかな、と思う。

ベター・コール・ソウル シーズン5 (Better Call Saul Season5)

ベター・コール・ソウルシーズン5を見た。

キムのドン引きで終わったシーズン4から約1年半。2020年幕開けから続いたナルコス、ロスト・イン・スペース、オザークへようこそ、オルタード・カーボン(これだけまだ見終わっていない…)のシーズン更新に続き、一旦の締めはベター・コール・ソウル。

シーズン1から考えるとここまでエグいドラマになるとは思ってもみなかったというのが正直なところ。特に今シーズン最高の動きを見せてくれるトニー・ダントン演じるラロ・サラマンカ、驚くことにシーズン4のエピソード8が初登場。まだ13エピソードしか出てないのにこの存在感は何なんやろう。

こいつマジモンのカルテルの人間ちゃうんかと思うくらい笑顔と相手の詰め方がエグい。オザークへようこそシーズン3に出てきたボスにラロの爪の垢煎じて飲ませたいくらいにマジモンのカルテル幹部の演技。ナチョとの絡みはほんま心臓痛くなるしやめて欲しいけど…

今シーズンも腐るほど見どころはあるがやはりエピソード6のジミーのくそくそくそのキムへの裏切りからの、最後の落とし方がまず最高。まじキムいい女すぎるやろ。

そしてエピソード9のキムVSラロの舌戦。最終話のまさに鬼神のラロと、ハワードを地獄へ落とすための悪魔と化すキムのプシュンプシュン。

ナチョはどうなるのか、ハワードはどうなるのか、そしてシーズン4とは逆転し、ドン引きのジミー。次回シーズン6で最後。毎シーズン初回エピソードに差し込まれるブレイキング・バッド後のジミーのシーン。最後キムと一緒になってほしいなと願う。

オザークへようこそ シーズン3 (Ozark Season3)

オザークへようこそ シーズン3を見た。

ナルコス メキシコ編シーズン2ロスト・イン・スペースシーズン2、ベーターコールソウルシーズン5(毎週更新)、オルタード・カーボンシーズン2に続きついにオザークへようこそシーズン3が公開された。2020年明けから個人的に推しているドラマの怒涛の更新が始まったが、とりあえずこのオザークへようこそで一段落かな。ベターコールソウルが毎週更新なのでまだ終わっていないのと、オルタード・カーボンシーズン2が若干諦め気味ではあるが…

シーズン2のカジノ完成後から本シーズン。相変わらずオザークの美しい自然とは対照的に策略と裏切りと打算と絶望にまみれる人間たちの模様を描く。

シーズン2に引き続きウェンディ、ヘレン、ルース、ダーリーンとかなりパンチの効いた女性陣の演技が光る。特にウェンディとヘレンの掛け合いと探り合いは今回のみどころの一つ。ルースは相変わらず絶望に巻き込まれており幸せになる気配無し。口もへの字。ファッキンファッキン言いまくっているのだがだんだん可愛くみえてくる不思議。シーズン1から徹頭徹尾を貫いているダーリーンは次シーズンでは戦争の中心人物になりそうな気配がぷんぷんしている。ワイアット抱くなや…

ブラックジョークにも拍車がかかり、マーティとウェンディのセラピストであり、ちゃっかり賄賂を受け取ってランボルギーニを買うスー婆さんは今回かなりネタ扱いだった。挙げ句ヘレンに始末されるという流れで不謹慎すぎるがこれは今シーズン一番の笑い所かなと思った。

ウェンディの弟、ベンに関しては双極性障害ということで、まぁそやわなぁという印象。ホームランドのキャリーもこんな感じやったしなぁ。あんま知らないとベンうぜぇええってなるけど、双極性障害ならしゃあない。逆にベン役さんの狂っている感じの演技がうまくて感心した。

そしてようやくシーズン3で姿を現したマーティのボス、ナバロ。正直残念…かなり残念である。オザークはあくまでドラッグマネーロンダリングがテーマであり、カルテルの抗争を描くようなドラマではないが、ナルコスやブレイキング・バッド、ベターコールソウルで出てくるようなカルテルのボスたちの冷血、狡猾、度量…悪魔的な魅力がナバロには、無い。

ましてや現場側のキャラクターの個性が強すぎるが故にボスのナバロの「普通」っぷりが異常。初登場のプライベートジェット機に乗ってウェンディと話している時の「え、こいつ?」感…

最終話でようやくナバロの横に立ったマーティだが次シーズンではどうなるのか。デルも死にヘレンも殺され、最後にはナバロも死ぬのではないかと思う。マーティ・バードに関わる人間はどんどん死んで行く。これはある種の呪いではないだろうか。マーティは仕事をしているだけなのに…

しかしこの主人公マーティ。一番影薄くなってしまった。


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ロスト・イン・スペース シーズン2 (Lost In Space Season2)

https://youtu.be/Cumy1fZdXRI

ロスト・イン・スペースシーズン2を見た。

シーズン1は2018年4月に見ていたようなので約2年ぶり…?そんなに前やったかな〜と思いつつ…



前シーズンから7ヶ月。とある惑星にて生活を続けるロビンソン一家+ドン、ドクター・スミス。とりあえずこの惑星を脱出するために色々やってなんとか脱出。レゾルートへ。しかしレゾルートはロボットの集団に襲撃を受けておりもぬけの殻になっていた…

このドラマの一番わけわからんところが、ウィルのロボットに名前がないところである。なんでスケアクロウは名前つけてもらっているのにウィルのロボットは「ロボット」のままなのか…劇中のセリフのロボットがどれを指しているのかわからなくなるのでだるい。

ドクター・スミスは最後まで裏切りまくると思いつつなんかあっさり死んだようなことになってるけど直接的な描画がなかったし生きてる可能性もあるかな?

前シーズンではあまり触れられなかったジョンとジュディの関係が掘り下げられる。ウィキペディアを見てみるとジュディは「モーリーンと前夫グラント・ケリーとの間にもうけた子供」と書いてあるが、まじか…。モーリーンの前夫がグラント・ケリーっていう描画シーズン1にあったっけな…記憶がない…

そしてそんなこんなで最終話で子どもたちを載せたジュピター2号の前に現れるグラント・ケリーが乗っていた宇宙船フォルトゥナの残骸。いつになったらアルファ・セントリーにつくんや…というわけでシーズン3はジュディの父親の謎掘り下げに進む感じかな?途中途中真剣に見てなかったこともありシーズン3まで記憶が残っているかが不安である。

ナルコス:メキシコ編 シーズン2 (Narcos:Mexico Season2)

https://youtu.be/b1d6KLrKFFk

ナルコス:メキシコ編 シーズン2を見た。

最近仕事が地獄すぎて時間ないのにロスト・イン・スペースのシーズン2も見終わらないうちに怒涛の新作ラッシュ。まだベター・コール・ソウル、オルタード・カーボン、オザークへようこそが2〜3月に控えているため、消化していかないと…

さて、今回のナルコスも相変わらずおもろいしクオリティ高すぎる。登場人物入り乱れまくって中々大変やが…

ナルコスはNetflix日本上陸とともに見始めた作品で思い入れが強い。海外ドラマを初めて見始めたのがナルコスで、クオリティの高さに脱帽したのを今でも覚えている。

シーズン1で拷問の末殺されてしまったキキ・カマレナの敵を討つため集まったDEAの面々。主人公とストーリーテラーはスクート・マクネイリーが演じるウォルト・ブレスリン。無印版のマーフィとペーニャ、そして前シーズンのキキとはまた違うタイプの主人公。闇抱えてるザ・復讐者という感じで喋り方も気だるいしタバコ吸うのもだるそうな疲れているような渋さ。目が死んでるのがいい意味で雰囲気だしてる。

一方もう一人の主人公ディエゴ・ルナ演じるミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルド も相変わらず上から下から突き上げられて精神ズタボロの中間管理職状態が続く。なんとか盤面をひっくり返すも、最後の最後ではかつての仲間に裏切られて終了。結局身内を裏切るとあかんねんなぁ。実社会でも一緒ですね。

今回はカリ・カルテルのパチョ、警備部長のホルヘも登場しちょいテンション上がる。このパチョさんにいじめられまくるフェリクス。大企業にいじめられる下請けの会社の社長という感じで泣けてくる。ほんま胃が痛くなるわ。

結局シーズン1でキキの上司だったハイメの元にウォルトが派遣される形で終了。ロス・セタスを生んだガルフ・カルテルのフアン・ゲラも今回大きく関わってきたので、いよいよ次シーズンで血みどろのメキシコ麻薬戦争の幕開けか…ここに無印版主人公のペーニャが帰ってきてくれたらええねんけどなぁ。


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