燕岳 20191004−1006 後編

 

荷物は燕山荘において身軽な状態で燕岳山頂へ。2763m。天気が良すぎるので景色が最高である。(燕岳 20191004−1006 前編

 



快晴。

イルカ岩。

燕山荘に戻りしばらくヘリポートの上でまったりする。このアークテリクスのBora2 Mid GTXも大分貫禄が出てきた。FUJI ROCK用に2016年に購入したが特に壊れることなく4年目へ。価格は死ぬほど高いがめちゃくちゃ歩きやすい。何より見た目がかっこいい。

まったりした後はかなり早い晩飯へ。山の上とは思えないくらい豪華な晩飯である。山小屋は満員だったせいか晩飯は4回も交代で提供とのことだった。

 

夜は軽く星を見て就寝したが、やはり狭すぎて熟睡できず。あと思ったよりも密着しているせいか暑い。何回も目が覚めてしまった。山小屋で寝るのは厳しいかも。

翌日頑張って起きたがご来光は雲に隠れて見れず。朝飯を済ましてそのまま下山。

下山はまぁ特に問題なくコースタイム通り。上りに比べると圧倒的に時間が早い。合戦小屋でリゾットを食う。最近このアマノフーズのシリーズを食べたのだがめちゃくちゃうまい。味付けが濃いので登山で食べるのには最適かも。ちょっとお高いが最高。

下山した直後に雨が降ってきたので、そのまま中房温泉に入る。時間が早かったせいか割と人は少なかった。下山してそのまま温泉に入れるのはありがたい。最高の気分でアイスを食う。12時30分すぎの新宿行きバスに乗り込み帰宅。

やはり登山は晴れていると最高である。


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燕岳 20191004−1006 前編

アルプスの女王、燕岳へ。

金曜日23時に竹橋から夜行バスへ乗り込み、登山口の中房温泉へ向かう。まぁ、寝れん。車のライト眩しいしアイマスク必須やなぁ…途中サービスエリアで二回休憩を挟んでAM5:00頃には到着。死ぬほど身体が重いがおにぎりを食べ準備を行う。



中房温泉の時点で標高1,462m。朝5時ということもあって寒い。この日のために買った登山用フリースを着る。燕岳頂上の標高は2,763m。まぁまぁの高低差である。このなまった身体で大丈夫なのか心配だったがここまで来ると仕方がないのでとりあえず登り始める。

5:30頃、登頂開始。まだ暗いのでヘッドライトをつける。北アルプス3大急登と言われているらしいが、実際どうなのか。心拍数を上げすぎないようにゆっくり目で登る。

第1~3ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋そして宿泊する燕山荘という順番で登っていく。出発して約3時間、8:40頃に合戦小屋に到着した。ちょいちょい休憩をはさんで3時間なら上出来のペースである。実際登ってみて思ったが、確かにきついのはきつい。ただ去年の夏に上った大山(鳥取県)の方がきつかったと思う。やはり気温が低いので体力の消耗がまだマシな気がする。ただ合戦小屋までは代り映えのない景色でひたすら登りというのが精神的に堪える。

夏はスイカが有名らしいが流石に季節が外れており、おしるこに。山で食う飯はまぁ、どれもうまい。トイレもこの先ないのでここですましておく。

合戦小屋を過ぎると、これまでの樹林帯を抜けてだんだんと見晴らしがよくなってくる。目の前に広がる雲海が非常にいい感じ。晴れているので最高。

合戦小屋から燕山荘まではコースタイムでは90分くらいだが、燕山荘見えてからの登りが結構しんどい。しかし後ろを振り向くと広大な雲海が広がる。いやぁ、最高。

AM10:15頃、無事燕山荘に到着。コースタイムも順調である。自分は知らなかったが燕山荘はかなり有名な山小屋らしい。早速受付して案内される。館内はかなり広く、トイレも綺麗。しかし三連休のおかげで満員だった。3畳の部屋(?)に6人詰め込みという中々の狭さである。1畳で二人…寝れるか不安になる。流石にこの狭さになってくるとテント泊の方が良いなと思う。まだプライベート空間確保できるし…

11時にレストランがオープンするので、ぶらぶら散策したあとカレーを食う。疲れた身体に染みるうまさ。

カレーを食べた後はコーヒーを淹れ、一服。なんだかんだスノーピークのチタンマグはかっちょいい…まだまだ時間があるので、このまま燕岳頂上へ。

天候のおかげで最高に景色が良い。これが曇りか雨なら喧嘩して終わってるやろうなぁと思う。やはり登山は天候最優先。頂上までは往復で一時間程度である。

残念ながら富士山は見えなかったが、槍ヶ岳はばっちり見れた。やはり頂上は風が吹くとかなり寒い。


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