アンダーカバー秘密捜査官 シーズン1 (Undercover Season1)

アンダーカバー秘密捜査官 シーズン1を見た。

最初の方は面白かったのだが、エピソード7位からだんだんと飽きてきた。他の作品に浮気していると間ができて、結局盆休みでなんとかラストの10話まで消化。

舞台はベルギー、オランダ。麻薬捜査官の覆面捜査が主題。事実に着想を得ているということから、ナルコスになりそこねた作品と言われていたがまさに…そうかも知れん。

なんかボス役のフェリーさんのキレ、カリスマ性が0。右腕のジョンもあっさりとリタイヤするし、覆面捜査ものにありがちなバレそうでバレないハラハラ感もあまりない。ボブもキムもそれぞれ魅力的なキャラであるが、どこか微妙に噛み合わない感じが見ていて違和感につながってしまう。

せっかくの男女バディものなので、キムも商売に関わっているという設定にしたほうが面白かったのではないかと思ったりする。

ちなみにオリジナルの言語はフレミッシュ語。ベルギー人が話すオランダ語で、フランス語に発音が近い…らしい。

シーズン2を匂わすラストになっているが、果たして次回はあるのだろうか。

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3 (Stranger Things Season3)

https://youtu.be/5bGKohuXkFg

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3を見た。

相変わらずシーズン2のストーリーは忘れていたが、エピソード1でご丁寧に名前と人物を紹介してくれるので、すんなり入っていける。特にビリーの登場シーン。気合い入れ過ぎや。ラストの結末が悲しいが、登場シーンのセンスは最高。



シーズン1からの主役5人に加えてまわりのキャラが立ちすぎ。ルーカスの妹のエリカとかどう考えても制作がイカれてるとしか思えないが最高。精神年齢40歳くらいちゃうの。

そしてラストのホッパーとジョイスの最後、ホッパーのエル宛の手紙。久々に涙出そうになった。

全8話でまったくの余剰なし。練り込まれた脚本で素晴らしい。シーズン4やるんかい…

ビリオンズ シーズン4 (Billions Season4)

ビリオンズ シーズン4 (Billions Season4)を見た。シーズン3からようやく一年。前シーズンでまさかのボビー&チャックVSテイラーとなった相関図だが、シーズン4では血みどろの戦いを予感させる最後に。



レベッカの登場でようやく丸くなったなぁと思っていたボビーさん、最後の最後で冷酷なヘッジファンドの王に戻る。人の性は変えることがでいないのか…見ていると心臓が痛くなるような脚本。

コナティーもジョックも蹴散らし退場させたチャックさん、結局何をやってもウィンディの信頼は回復せず、結局戻るのはボビーへの執念。こちらも原点回帰である。

エピソード3の「チキンマン」のようなお笑い回からのラストエピソードの落差が激しすぎてジェットコースターに乗っている気分になる。

最近仕事で圧かけられまくっているが、こいつらがやっていることに比べれば大したことないなぁ…と思いつつ次エピソード配信を首を長くして待つしかない…

バッド・ブラッド: 憎しみのマフィア シーズン1 (Bad Blood Season1)

バッド・ブラッド: 憎しみのマフィアを見た。

ナルコス・ホワイトパウダーに続いて、カナダの大物マフィア「ヴィト・リズート」を描いた実話タイプの作品。本作はヴィト・リズートの右腕である架空の人物デクラン・ガーディナーがストーリーテラーになり進められる。

しかしいつもマフィア系の作品を見て思うのだが、一代を築いたボスの後釜(息子や孫や部下)は高確率でドクズに描かれることが多いような気がする。本作でも漏れなくヴィト・リズートの息子ニコは無能なバカ息子として描かれた。無能ほど調子こいて粋がるのはマフィアの世界では常なのだろうか。

おおまかなストーリーは、大昔の罪によりアメリカの刑務所に収監されるヴィト。ボス不在の中、組織の維持やパートナーとの対立を調整していくデクラン。ヴィトが獄中にいる間に息子のニコ、そして先代(ヴィトの父親)もあっけなく敵対組織に射殺されつつも、なんとか調整・調整・調整をこころみるデクランだったが、実は…みたいな話で、いわゆる「それはセコくない?」系のオチである。

まぁエピソードも少ないしサクッとみるにはいいかなと思う。カナダでは好評だったようでシーズン2の制作もされるみたいである。

ナルコス:メキシコ編 シーズン1 (Narcos:Mexico Season1)

https://youtu.be/89JWDFh_bSc

ナルコス:メキシコ編 シーズン1を見た。

ナルコスと言えばちょうどNetflixが日本に上陸した2015年9月に契約と同時に見始めた感慨深いシリーズ。こいつのせいで海外ドラマを見る習慣を植え付けられてしまった罪深い作品である。



約三年の契約で980円×36か月=35,280円。(今は先日金額が上がってしまったが…)そう考えると十分元は取れている気もする。

本作ではコロンビアからメキシコへ舞台を移し、キャストも一新された。ペドロ・パスカルが演じるハビエル・ペーニャはもういない。どうやらシーズン4のロケ地探しているスタッフがガチのカルテルに殺されてしまったのが原因とかなんとか…撮影する側も命懸けである。オープニングの音楽は相変わらずいつものままで、実質ナルコス シーズン4であることは間違いなし。

主人公はマイケル・ペーニャ演じるDEA捜査官キキ・カマレナと、ディエゴ・ルナ演じるシナロアの警官から成りあがるグアダラハラ・カルテルの「ゴッドファーザー」ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルド 。

今作もDEAとカルテル側の捜査・騙しあい・抗争・暗躍など見ごたえのある作品になっている。実際にキキ・カマレナ捜査官は実在しており、今作と同じ運命をたどったようである…

キキの昔のエピソードを聞き、団結していくDEAチームが非常に良い。シーズン2を匂わす雰囲気で終了。史実からだと次のシーズンではミゲルの逮捕かな?そのまま行くとロス・セタスに行くことになるのか…